「20世紀少年」「MASTERキートン」の
6月11日に公開される映画「キャラクター」は、長崎が10年の歳月をかけて練り上げた企画。
長崎からは発売にあたりコメントが到着。「映画『キャラクター』は企画段階でさまざまな映画監督の間を行きつ戻りつし、実現までにほぼ10年を費やした作品です。それだけに書いたシナリオは実に20稿! それぞれが異なった結末になっています。小説版『キャラクター』はその中で、どれが映画版と同じくらい面白いか担当編集者に吟味してもらい、選ばれた第12稿をもとに創作したものです」「マンガ版『キャラクター』は映画のシナリオを、マンガ家のいわや晃氏にそのままお渡しし、『好きなように変えていいですから』と言づけたもの。いわや氏もまた、映画版と同じではつまらないと、ラストは驚愕の展開になっています」とノベライズ、コミカライズについて言及した。
長崎尚志コメント (映画の原案・脚本 / ノベライズ著者・コミカライズ脚本)
映画「キャラクター」は企画段階でさまざまな映画監督の間を行きつ戻りつし、実現までにほぼ10年を費やした作品です。
それだけに書いたシナリオは実に20稿! それぞれが異なった結末になっています。
小説版「キャラクター」はその中で、どれが映画版と同じくらい面白いか担当編集者に吟味してもらい、選ばれた第12稿をもとに創作したものです。
冒頭はほぼ映画版と同じ流れですが、中盤から大きく変わり、終盤はまったく異なる展開になっています。
マンガ版「キャラクター」は映画のシナリオを、マンガ家のいわや晃氏にそのままお渡しし、「好きなように変えていいですから」と言づけたもの。いわや氏もまた、映画版と同じではつまらないと、ラストは驚愕の展開になっています。
とはいえ、小説もマンガも、登場人物、キャラクター、人間関係――すべて映画と同じ!
彼らの選択のちがいが、別な方向に向かった……いわば映画版「キャラクター」のパラレルワールドともいうべきもの! 同時に、映画に用意された少し謎に満ちたラストシーンを紐解く解説本にもなっています!
映画をご覧になる前に(あるいは読んだあとに)、ぜひ小説版、マンガ版をご一読いただくことをお薦めします。
関連記事
長崎尚志のほかの記事
リンク
コミックナタリー @comic_natalie
映画「キャラクター」コミカライズ&ノベライズ発売、それぞれで異なる結末描かれる(コメントあり)
https://t.co/F4OIzTPgKd
#映画キャラクター https://t.co/7GE9MjndNY