「灼熱カバディ」先行上映会で内田雄馬らが登壇、カバディのように熱い現場を語る

武蔵野創原作によるTVアニメ「灼熱カバディ」のオンライン先行上映会が、去る3月6日に東京のユナイテッド・シネマアクアシティお台場で行われた。

「灼熱カバディ」は高校入学を機にスポーツと縁を切ったサッカーの元有名選手・宵越竜哉が、カバディと出会ったことから始まる物語。イベントには宵越竜哉役の内田雄馬、王城正人役の岡本信彦、畦道相馬役の佐藤元、井浦慶役の古川慎、水澄京平役の鈴木達央、伊達真司役の武内駿輔のほか、オープニングテーマを担当する大平峻也が登壇した。内田と岡本が挨拶をし、第1話を配信したのちにトークパートが展開された。

第1話について内田は、カバディのルールなどが想像以上に細かく描かれていることから、完璧な導入だと自信を伺わせた。役柄として解説部分を多く請け負ったという古川は、初めて知る単語ばかりで、専門家にイントネーションから学ぶしかなく大変だったと明かす。注目してほしい部分として、チームとしての一体感をどう築くかという点を古川が挙げると、鈴木もこれには同意した。続いてコメントしたのは、鈴木いわく第1話の主人公といっても過言ではないというキャラクター・畦道を演じる佐藤。「灼熱カバディ」について、スポーツ経験者、カバディ未経験者、カバディ経験者といったキャラクターが揃っていることから、どの立ち位置から見ても面白い作品だと語った。岡本は、第1話の最後に登場する部長の王城というキャラクターについてコメント。絵からは異様さを感じるが、なぜ彼が部長なのかも片鱗を感じられるとのことなので、1話を視聴する際には注目だ。

イベントでは事前にTwitterでコメントを募集。「共演者のここが“灼熱”と思う部分を教えてほしい」という質問に対し内田は、鈴木による美味しい差し入れが“灼熱”だと回答する。毎回完食し、特にカロリーの塊のような韓国のお菓子が、一番美味しかったとのこと。また各々が考える熱量の入れどころが垣間見えたのがよかったという鈴木。特に佐藤は汗をかきながらも、靴を脱いで演じていたという現場のエピソードも披露した。佐藤によると、畦道自身がすごく熱量をもっており、力を出し切れなかったらダメだと思ってそのように挑んだそうだ。コーナーの最後には鈴木が内田に面白いコメントを求める場面も。立ち上がって応えるも、反応に困る返答に登壇者が失笑する姿が見られた。

さらに新たなPVを初公開。埼玉紅葉高校カバディ部の佐倉学役を花江夏樹、右藤大元役を斉藤壮馬が演じると伝えられた。またオープニングテーマ「FIRE BIRD」について大平は、イントロの出だしからワクワクし、一歩前に踏み出せる楽曲だと説明。エンディングテーマ「Comin' Back」を歌う内田は、スピード感やサビの作りは息継ぎが少ないなど、カバディの要素がいろいろ取り入れられていると述べた。

最後はそれぞれ意気込みをコメント。一瞬たりとも逃せない展開の連続だという武内は、作品の熱量をその目で確かめてほしいとアピールし、鈴木は「灼熱カバディ」のタイトルに負けないくらい熱のある制作陣で作りあげていると語る。岡本はカバディをここまで描いている作品はないと断言。内田はバトルシーンからエネルギーをもらい、4月からスタートを切る力に変えてもらえたらとメッセージを贈った。