寄生獣、島耕作、テニプリ…マンガや2.5次元のキャラを論じた1冊、装画は服部昇大

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服部昇大が装画を手がけた岩下朋世の著書「キャラがリアルになるとき -2次元、2・5次元、そのさきのキャラクター論-」が、青土社より発売された。

「キャラがリアルになるとき -2次元、2・5次元、そのさきのキャラクター論-」

「キャラがリアルになるとき -2次元、2・5次元、そのさきのキャラクター論-」

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同書はマンガ研究・メディア論を専門とする相模女子大学教授の岩下が、2011年から2016年までユリイカ(青土社)などで発表した文章に加筆・修正を施し、まとめたもの。第1部「マンガのなかの『人間』たち」には「マンガにとってのキャラクター」についての考察、第2部「『リアル』に乗り出すキャラクターたち」にはマンガのみならず、“2.5次元”の作品をも対象にしたキャラクター論が収められた。それぞれの文章では「クッキングパパ」「きのう何食べた?」「雨無村役場産業課兼観光係」「ひきだしにテラリウム」「ぽちゃまに」「BUYUDEN」「寄生獣」、島耕作シリーズ、「おろち」とその映画化作品、「テニスの王子様」「弱虫ペダル」およびその舞台化作品、特撮ドラマ「仮面ライダー電王」、キャラクターラッププロジェクト「ヒプノシスマイク」といったさまざまな対象を論じている。巻末にはこれまでの“マンガ論”の歴史を、代表的な文献を挙げつつ概観する「ブックガイド 『マンガ論の現在』のこれまでとこれから」が収録された。

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