「映画ドラえもん」スネ夫が広瀬アリスに熱烈アピール、サバンナ高橋がツッコミ

藤子・F・不二雄「ドラえもん」を原作とした映画「映画ドラえもん のび太の月面探査記」の公開を記念した舞台挨拶が、本日3月2日に東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズにて開催された。

イベントにはゲスト声優として出演するルナ役の広瀬アリス、キャンサー役の中岡創一（ロッチ）、クラブ役の高橋茂雄（サバンナ）、ゴダート役の柳楽優弥、監督の八鍬新之介、脚本を手がけた辻村深月、主題歌を担当した平井大が参加。また子供たちの呼びかけに応え、ドラえもん、のび太、しずか、ジャイアン、スネ夫も元気いっぱいに登場した。

本作は「映画ドラえもん」シリーズの第39弾。39が“サンキュー”とも読めることにちなみ、登壇者たちは“感謝したいこと”を順に答えていく。辻村は「映画を作ってくださった皆さん、原作者の藤子・F・不二雄先生、ドラえもんに感謝したい。映画を伴走できてうれしかったです」と述べると、ドラえもんも「僕もとっても楽しかった！ ありがとう！」とうれしそうに体を揺らす。

柳楽は「大好きな『ドラえもん』に参加させていただけて感謝の気持ちです」と、広瀬は「この映画に参加できて本当にうれしかった！ 私は初めて映画館で観た作品が『ドラえもん』なんです」とコメント。スネ夫が広瀬の言葉を受けて「僕ちゃんも子供の頃からアリスちゃんのことを観てたよ！」とジョークを飛ばすと、高橋から「スネ夫は口ばっかですわ！」とツッコミを受けた。

そんな高橋は「スネ夫に特にサンキューしとかなきゃ」と回答。3年連続でゲスト出演を果たしている高橋は「去年の舞台挨拶で来年も出たいと話したら、スネ夫が『パパに言ってあげるよ』と声をかけてくれて」と明かし、会場の笑いを誘う。スネ夫は「パパと、あと遊びに来てた東宝のえらい人にも言っておいたよ」と声を張り、来年も出演したいと願う高橋に「全然いいよ！」と気軽に返す。高橋はその言葉を喜びつつ「もし来年も出られたらスネ夫のパパの権力だと思ってください」とはにかんだ。

最後にドラえもんから観客へ挨拶が。「まだまだいろんなところへ冒険に行くので、これからもよろしくお願いします！」呼びかけ、イベントは幕を閉じた。