「シノビ四重奏」「月華国奇医伝」の
「インソムニアの受難」は、自分をかばって怪我をした同僚が意識不明の重体となり、その精神的ショックから不眠症となってしまった機動隊員・沢潟(おもだか)が主役。上司の紹介で病院へ行くことになった沢潟は、治療を受ける中で昏睡状態の友人に対する繊細な思いをカウンセラーの男・三尾に暴かれてしまう。人の心にズカズカと入り込んでくる三尾に怒りを燃やす沢潟。しかし苦手意識とは裏腹に三尾の治療は効果てきめんで、沢潟は複雑な気持ちを抱えながらカウンセリングを受ける。
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