TVアニメ「ブギーポップは笑わない」の先行上映イベントが、去る12月16日に東京・角川シネマ新宿にて開催された。
2019年1月4日よりTOKYO MXほかにて順次放送されるアニメ「ブギーポップは笑わない」。上遠野浩平による原作小説は1998年より電撃文庫から刊行されており、今年で20周年を迎える。イベントではオンエアに先がけて、「ブギーポップは笑わない」編にあたる第1話から第3話が一挙上映された。上映前にはブギーポップ/宮下藤花役の
これから本編を視聴する観客に向けての注目ポイントを問われると、小林は3話通して登場するそれぞれのカップルの関係性を、近藤はキャラクターの人間的な部分を挙げる。さらに悠木と大西は、本作は第1話を見ただけでは多くの謎が残る構成になっているため、3話通してイッキ見することの意味を語る。そして放送半月前というこのタイミングで3話まですでに完成していることについても触れ、マッドハウスに絶大な信頼を寄せた。また客席に原作を読んでいる人はどれくらいいるのか問いかけると多くの手が挙がる。キャスト陣は原作ファンならこの構成にも納得いくはずと太鼓判を押してみせた。
上映が終わると、キャスト陣が再び登壇。悠木が満足度を問うと、客席からは大きな拍手が沸き起こった。上映後の興奮が冷めやらぬまま、4人は思い思いに印象的なシーンや感想を語り合う。トークは第1~3話の場面カットを見ながら展開。小林は竹田を演じるうえで意識したポイントを聞かれると、最初は自身の高校3年生の頃を思い出して演じていたが、それだと子供っぽくなりすぎてしまったため、今の自分のままでアフレコに臨んだことを明かした。悠木も竹田の達観した様子に触れ、彼女である宮下藤花とのメッセージのやり取りが優しすぎるとツッコミを入れる場面も。ほかのキャストについて、悠木は
イベント終盤、放送情報や配信情報が明らかに。初回は1時間特番で、第1・2話が一挙放送されることも告知された。最後に悠木は「笑わない」編は会話などのテンポがかなりゆっくり作られていると語りつつ、第4話からの「VSイマジネーター」編はテンポも速くなりまた雰囲気が違ってくると、今後の期待を煽りイベントの幕は閉じた。
なおコミックナタリーでは、ブギーポップ/宮下藤花役の悠木碧、霧間凪役の大西沙織のインタビュー記事を公開中。自身の演技や役作りについてはもちろん、本作がどのような意図をもってアニメ化されていくのかが語られている。撮り下ろし写真もたっぷり掲載しているので、未読のファンはご覧あれ。TVアニメ「ブギーポップは笑わない」
放送情報
AT-X:2019年1月4日(金)21:00~22:00 ※初回1時間特番(レギュラー:毎週金曜21:00~21:30)
TOKYO MX:2019年1月4日(金)22:00~23:00 ※初回1時間特番(レギュラー:毎週金曜22:30~23:00)
テレビ愛知:2019年1月11日(金)27:05~28:35 ※初回1時間半特番(レギュラー:毎週金曜27:05~27:35)
KBS京都:2019年1月4日(金)24:00~25:00 ※初回1時間特番(レギュラー:毎週金曜24:30~25:00)
サンテレビ:2019年1月4日(金)24:00~25:00 ※初回1時間特番(レギュラー:毎週金曜24:30~25:00)
BS11:2019年1月4日(金)23:00~24:00 ※初回1時間特番(レギュラー:毎週金曜23:00~23:30)
配信情報
AbemaTV:2019年1月4日(金)21:30~22:30 ※初回1時間特番(レギュラー:毎週金曜22:00~22:30)
スタッフ
原作:上遠野浩平(電撃文庫刊)
原作イラスト:
監督:夏目真悟
シリーズ構成・脚本:鈴木智尋
キャラクターデザイン:澤田英彦
音楽:牛尾憲輔
アニメーション制作:マッドハウス
キャスト
ブギーポップ/宮下藤花:
霧間凪:
末真和子:
竹田啓司:小林千晃
新刻敬:
紙木城直子:諏訪彩花
早乙女正美:榎木淳弥
田中志郎:市川蒼
百合原美奈子:
エコーズ:宮田幸季
谷口正樹:八代拓
織機綺:市ノ瀬加那
飛鳥井仁:細谷佳正
安能慎二郎:長谷川芳明
衣川琴絵:阿澄佳奈
スプーキーE:上田燿司
水乃星透子:花澤香菜
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トークは第1~3話の場面カットを見ながら展開。悠木は下地紫野演じる新刻敬に触れ、彼女の生っぽい演技を絶賛。