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「ガンダム」40周年は作品の枠を超える!SUGIZO「ガンダムは世界を救っている」

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「機動戦士ガンダム40周年プロジェクト」発表会の様子。左から、サンライズ代表取締役社長・宮河恭夫、SUGIZO、バンダイナムコホールディングス代表取締役社長・田口三昭、創通専務取締役・難波秀行。

「機動戦士ガンダム40周年プロジェクト」発表会の様子。左から、サンライズ代表取締役社長・宮河恭夫、SUGIZO、バンダイナムコホールディングス代表取締役社長・田口三昭、創通専務取締役・難波秀行。

アニメ「機動戦士ガンダム」40周年を記念したプロジェクトの発表会が、本日11月21日に東京・恵比寿ガーデンプレイスにて開催された。

「機動戦士ガンダムUC」の劇伴「UNICORN」の流れるなか登場した、バンダイナムコホールディングス代表取締役社長の田口三昭氏は、30周年の際にガンダムの立像がお台場に設置されたことに触れ、40周年ではさらにインパクトのある企画が展開されることを話す。続けて登場した創通の専務取締役・難波秀行氏の口からは「ガンダム」にこれまで触れてこなかった人へ向けた企画として、人気キャラクターとのコラボ、各地域や名産品とのご当地コラボが用意されていることが明かされた。

サンライズの代表取締役社長・宮河恭夫氏によって「機動戦士ガンダム40周年プロジェクト」のコンセプトが「すべてのものを超えていく」という意味の「BEYOND(ビヨンド)」であることが伝えられる。宮河氏は作品数、ファンの世代、ファンのいる国が増加してきたことを話し「ガンダムワールドを拡大していくために、個々の作品の枠を超えることで、国境や世代を超え幅広い人にアプローチしていきたい」と展望を語る。合わせて公開されたロゴについて「自分の知らなかった新たなガンダムとの出会いが、新たなつながりを生んでメビウス(の輪)になるということをイメージした」とそのモチーフが説明された。40周年プロジェクトの4種のキービジュアルは、「作品の枠を超える」「新たなガンダムとの出会い」というコンセプトそのままに「機動戦士ガンダム」と「機動戦士ガンダムUC」、「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」と「機動戦士ガンダム00」、「機動戦士Zガンダム」と「新機動戦記ガンダムW」、「ガンダム Gのレコンギスタ」と「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」の登場人物やモビルスーツがそれぞれ1枚の絵の中に存在するものとなっていることが明かされた。

またプロジェクトのテーマソングをLUNA SEAが担当し、メンバーのSUGIZOが音楽トータルプロデュースを手がけることも決定。宮河氏は「アニメという枠を超えて、世界にメッセージを発信していきたいという我々の願いを実現するために、タッグを組ませていただくことになりました」と力強く宣言した。

続いて登壇したサンライズの専務取締役・浅沼誠氏からは、2019年に展開される5作品として「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」のテレビ放送、「ガンダムビルドシリーズ」の新作、「ガンダム Gのレコンギスタ」が2019年に劇場公開予定であること、「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」の3部作での劇場展開、「SDガンダムワールド 三国創傑伝」の情報が話される。「閃光のハサウェイ」については、11月30日に公開される「機動戦士ガンダムNT」を第1弾とする「UC NexT 0100」プロジェクトの第2弾として制作され、「ガンダムNT」上映時に予告編が公開されることも明かされた。

さらに実物大ガンダムを動かす事に挑戦する「ガンダムGLOBAL CHALLENGE」の現況も報告。神奈川県横浜市と連携し、2020年夏から1年間、神奈川・横浜の山下ふ頭で「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」というタイトルのもとプロジェクトを実施する予定であることが話された。横浜市副市長・荒木田百合氏によって読み上げられた横浜市長・林文子氏のメッセージでは「ガンダム」を「日本が世界に誇る最強のアニメコンテンツ」と表現し、「世界のクリエイター、研究者、エンジニアの叡智を結集した本プロジェクトは横浜へ世界中の人々を惹きつけるものと確信しています」とプロジェクトへの期待が述べられた。

イベントではSUGIZOが「翔べ!ガンダム」、そして完成前だという40周年のテーマ曲「THE BEYOND」(仮)を「ガンダム」シリーズの名場面映像をバックに生演奏。「SUGIZOさんにとって『機動戦士ガンダム』とはずばり、なんでしょう?」と司会から聞かれたSUGIZOは「僕の哲学の根幹ですね」と切り出し、「富野監督の哲学が凝縮されている『ガンダム』という存在を子供の頃に知ることができたのは、多くの僕の世代の日本人の財産だと思います」と作品への愛を熱弁した。最後の挨拶でSUGIZOは「世界中で活動していると、実感するのは我々が思っている以上に『ガンダム』は日本が世界に誇る文化だということ。『ガンダム』は世界に求められ、世界を救っている。ミュージシャンとしても、日本人としても、ガンダムに関われることがどれだけ光栄なことか。我々が誇るアニメというカルチャー、そしてガンダムというコンテンツをより広く世界に飛翔させるために、個人的にもバンドとしても、全霊で向かい合っていきたい」とガンダムへのリスペクトを言葉にした。

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