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アニメ「ULTRAMAN」清水栄一「アクションシーンが想像を超えてきている」

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アニメ「ULTRAMAN」のステージイベントの様子。左から、光岡祐希、橋本トミサブロウ、清水栄一、澗淵隆文。

アニメ「ULTRAMAN」のステージイベントの様子。左から、光岡祐希、橋本トミサブロウ、清水栄一、澗淵隆文。

清水栄一×下口智裕原作によるフル3DCGアニメ「ULTRAMAN」のステージイベントが、去る10月27日に東京・秋葉原にて開催された「TAMASHII NATION 2018 -青の衝撃-」にて行われた。

神山健治と荒牧伸志が2人体制で監督を担当し、2019年春にNetflixにて世界同時配信されることが決定しているアニメ「ULTRAMAN」。イベントには原作者の清水栄一、円谷プロダクションにて「ULTRAMAN」の造形を担当する澗淵隆文氏、アニメのプロデューサーを務める橋本トミサブロウ、本作のフィギュアを販売するBANDAI SPIRITSの光岡祐希氏が登壇した。

現在制作が進められている本作について、清水は「最初はどういう映像になるのか、想像がつかなかった」と振り返り、実際に制作中の映像を観た感想を「常に驚かされている」「見たことのない映像になっている」と興奮気味に話す。さらにマンガでアクションシーンを描くことが難しいと前置きし、「コマとコマを埋めるアクションシーンが想像を超えてきている」とアニメならではの良さを褒めた。

ステージでは、アニメの設定画も初公開。ここでは、アニメのウルトラマンスーツが原作にも登場予定の“Bタイプ”を元にデザインされていることが明かされる。清水は「アニメ版、コミック版の差をなくしたかった」とその意図を説明。澗淵は今回のスーツのデザインにあたって、清水に「特撮ドラマ版のカラーリングに合わせてみてはどうか」と提案したことを話す。続けて、カラーリングだけでなく特撮ドラマ「ウルトラマン」のBタイプスーツの特徴の1つである、つま先が反り返っているといった部分もデザインに取り入れられていることが解説された。

アニメでウルトラマンスーツを表現するにあたって、橋本プロデューサーは頭身に気をつけたそう。アニメの手法としてモーションキャプチャーを使用していることから、マンガ版では小顔で頭身が高いところを、あえて頭身を下げ人間に近いシルエットにすることで、演技する俳優の動きをダイレクト反映させることができていると、その意図を説明。「実際にスーツを着込んだような、新しい映像表現になっているので楽しみにしていただきたい」と期待を口にした。

イベントでは、神山健治と荒牧伸志の両監督からのVTRが流される場面も。神山はアニメについて「アクションシーンを1話の中であれだけたっぷりやれるのは、セルのアニメではなかなかできなかったことだったので、そこが見どころになってくると思います」とコメント。荒牧は「小学校低学年の頃に『ウルトラマン』を観ていて、まさか自分がこうして作品に関わるとは思ってもみなかった」と話し、「『ウルトラマン』ってなんだろうともう一度考えながら作った作品。『ウルトラマン』を観てきた人にも響くと思うし、新しいファンにももちろん観てもらいたい」と意気込みを語った。

「TAMASHII NATION 2018 -青の衝撃-」では「ULTRAMAN」の新製品フィギュアの展示もされており、ステージ上にもアニメ版のデザインのフィギュアが運び込まれる。光岡氏から、赤色の使い分けや、追加された関節など細部のこだわりが解説されると、清水も「お腹に可動を入れたいと思っていたので、Bタイプのスーツには曲がるようなディティールを描き込んだ」とデザインの裏話が明かされた。

「ULTRAMAN」は初代ウルトラマンであるハヤタ・シンの息子・早田進次郎が、新たなヒーローとして活躍する物語。原作は月刊ヒーローズ(ヒーローズ)にて連載中だ。

(c)円谷プロ (c)Eiichi Shimizu,Tomohiro Shimoguchi (c)/ULTRAMAN製作委員会

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