「クローズ」「WORST」と「HiGH&LOW」がコラボ！映画で鳳仙学園と鬼邪高校が激突

高橋ヒロシ「クローズ」「WORST」と、メディアミックスプロジェクト「HiGH&LOW」シリーズの世界観がクロスオーバーした映画「HiGH&LOW THE WORST」が、10月4日に公開される。これは去る2月19日に、大阪城ホールで開催されたTHE RAMPAGE from EXILE TRIBEのツアー「THE RAMPAGE LIVE TOUR 2019 "THROW YA FIST"」にて明かされたもの。

EXILE HIROが企画およびプロデュースを担当する「HiGH&LOW」は、SWORD地区と呼ばれる一帯を舞台に、不良チームがそれぞれのプライドを懸けて巻き起こす戦いを描くメディアミックスプロジェクト。映画シリーズ累計の興行収入は65億円、観客動員は450万人を突破している。

「クローズ」とその続編である「WORST」は、高橋ヒロシによる不良マンガ。「クローズ」が1990年から1998年まで、「WORST」が2001年から2013年にかけて月刊少年チャンピオン（秋田書店）で連載され、現在も派生作品が多数連載されている。

「HiGH&LOW THE WORST」では「クローズ」「WORST」の鳳仙学園と、「HiGH&LOW」シリーズの鬼邪高校（おやこうこう）が戦いを繰り広げる。鳳仙学園は“殺しの軍団”とも呼ばれ、幹部以外がスキンヘッドという特徴を持つ。対する鬼邪高校はSWORD地区で争う5つのチームのうちの1つで、村山良樹をトップとし、全国の不良が集まっている学校だ。映画では過去最強と名高い新世代の鳳仙学園が、全日制の保たれていた均衡が崩れて各一派が覇権を競うという戦国時代を迎えた鬼邪高校争うこととなる。

映画の企画プロデュースはEXILE HIRO、監督は久保茂昭、アクション監督は大内貴仁と「HiGH&LOW」シリーズのメンバーが集結。脚本は高橋ヒロシと「HiGH&LOW」の脚本チームとが共同で作成し、「クローズ」「WORST」の舞台である戸亜留市と「HiGH&LOW」のSWORD地区が交差した世界を構築する。

また「HiGH&LOW」側の出演キャストも解禁。鬼邪高校定時制の番長・村山役の山田裕貴を筆頭に、鈴木貴之、一ノ瀬ワタル、清原翔、前田公輝、龍、鈴木昂秀ら、シリーズのキャストが続投する。加えて全日制の覇権を狙う転入生・花岡楓士雄（はなおかふじお）役に、THE RAMPAGE from EXILE TRIBEのボーカルである川村壱馬が抜擢され、さらに全日制の新世代の学生たちを、吉野北人、神尾楓珠、佐藤流司が演じる。鳳仙学園のキャラクターや詳細は追って公開予定だ。

昔から「クローズ」や「WORST」が好きだったというEXILE HIROは「双方のファンの皆さんが楽しめる世界観を創る事ができたので、このコラボレーションが生み出す化学反応に、是非ご期待ください」とコメントを発表。鳳仙学園の学園長を名乗る高橋からは「鬼邪高校のHIRO校長から決闘状が届きました」「早速全生徒を校庭に集め、『いいか～～おめ～ら！ この鳳仙に喧嘩売ったらどうなるか！きっちり教えたれぃ！ 鬼邪高踏み潰したれ～～』と号令をかけました。いざ、決戦です！」と意気込んでいる。さらに鬼邪高校全日制、定時制のチーム画像、高橋描き下ろしによる新世代の鳳仙学園の画像も合わせて解禁された。