井上堅二・
「ぐらんぶる」は水が苦手で泳げない主人公・北原伊織が、男子校ノリのダイビングサークルに勧誘され、思い描いていた理想とは180度違う大学生活を送るギャグ要素満載の青春ストーリー。伊豆乃風のメンバーには
合いの手の存在感が大きいことをインタビュアーにツッコまれた安元。「それは聴き手次第。トータルで伊豆乃風の音楽なわけだから、どこで誰が何してるかなんて些細な問題。瑣末なこと。2人しか歌ってねえなあと思われたらそれでいいし、後ろのよくわかんないやついらねえなあと思われてもそれでいいし」と答えながら、「ちょっと落ち込むけど」と小声で続ける。小西は「俺たち声優だから。声優って声が楽器みたいなもんだから。2人がメロディを歌ってるってことじゃなくて、それぞれが自分の楽器を鳴らしてるって思ってもらえれば」と説明。その言葉に安元も、「そうね、ジャムセッションだから。ジャムった結果できた」と頷いた。
ここでタイトルに含まれた「アル・フィーネ」の意味を聞かれた2人。安元は「『アルフォート』の新しい味」と答える。新しい味でも名称は変わらないのではとインタビュアーに指摘されると、小西は「違う、これは『きのこの山』と『たけのこの里』みたいな。『アルフォート』と対をなすもの」と安元をフォローする。「アル・フィーネ」の本当の意味が音楽用語で“終わりまで”だと説明されると、安元は「だから『アルフォート』の終わりだよね。最終形」と独自の解釈を披露した。
続いては「紺碧のアル・フィーネ」のCDにカップリング曲として収録される「奇跡」の話題に。歌う際に心がけたことについて小西は「別々にレコーディングしてるけど、みんなの魂を感じるよね。じゃないと合わない。やっぱり同じ方向を向いてないと、こういう楽曲はできないよね。俺たち、同じ伊豆見てっから」と述べる。5月にYouTubeにて公開されたスペシャル映像の収録では、伊豆を訪れダイビングを体験したキャスト陣。安元も「一緒に畳の上で寝たし、弁当も食った。お土産も買った。干物を買った。新幹線で帰った」と楽しそうに回想し、脱線していった。
最後に安元から、今後の伊豆乃風について「目指すって言ったら伊豆ですよ。でも伊豆の強い版ってハワイでしょ? じゃあハワイかな」という展望が。CDについて「聞きどころは全部って言ったらありきたりな言い方なんですけど、つけ入る隙のねえ曲ができたはずなんで。みんなが聞いてクソと思えばクソ、最高と思えば最高でいいし。思ったまま感じてほしい」と、口の中で終始「コンッ」という音を鳴らしながら語る。取材中に「自分にとって地球全体がカラオケボックス」と発言していた小西は、「今年の夏最大のヒットナンバーができあがりました。みんなにとっても地球はカラオケボックスだと思うから、いつでもどこでも口ずさんでもらえればうれしい」とアピール。2人は「4649」と締めの挨拶をし、スタジオを後にした。
アニメは7月13日よりMBS、TBS、BS-TBSの“アニメイズム”枠ほかにてスタートするほか、Amazonプライム・ビデオでも独占配信。原作はgood!アフタヌーン(講談社)にて連載されている。
テレビアニメ「ぐらんぶる」
放送情報
MBS:2018年7月13日(金)より毎週金曜26:25~
TBS:2018年7月13日(金)より毎週金曜26:25~
BS-TBS:2018年7月14日(土)より毎週土曜24:30~
AT-X:2018年7月16日(月)より毎週月曜21:00~
配信情報
Amazonプライム・ビデオにて日本・海外独占配信
スタッフ
原作:井上堅二、
監督・脚本・音響監督:
キャラクターデザイン:草間英興
オープニングテーマ:「Grand Blue」湘南乃風
エンディングテーマ:「紺碧のアル・フィーネ ~二軒目にカラオケに入った俺たちのテンションスーパーMAXver.~」伊豆乃風(伊織/CV:
アニメーション制作:ゼロジー
キャスト
北原伊織:内田雄馬
今村耕平:木村良平
時田信治:安元洋貴
寿竜次郎:小西克幸
古手川千紗:安済知佳
古手川奈々華:内田真礼
浜岡梓:行成とあ
吉原愛菜:阿澄佳奈
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ANIME SEIYU @animeseiyu
「ぐらんぶる」安元洋貴&小西克幸、伊豆乃風の新曲を「4649」と堂々アピールhttps://t.co/qcRgrQG0DO