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映画「ちょっとまて野球部!」須賀健太のおバカ役に小関裕太「高校時代のまま」

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映画「ちょっとまて野球部!」完成披露イベントの様子。左から友池さん、柳喬之、塩野瑛久、山本涼介、須賀健太、小関裕太、荒井敦史、宝来忠昭監督。

映画「ちょっとまて野球部!」完成披露イベントの様子。左から友池さん、柳喬之、塩野瑛久、山本涼介、須賀健太、小関裕太、荒井敦史、宝来忠昭監督。

ゆくえ高那原作による実写映画「ちょっとまて野球部!」の完成披露イベントが、1月10日に都内にて行われた。

ゴーゴーバンチ(新潮社)にて連載中の原作「ちょっとまて野球部!-県立神弦高校野球部の日常-」は、強豪でも弱小でもない、日本一平均的な野球チームを舞台にした部活コメディ。イベントには劇中で野球部の“3バカ”として知られる大堀広揮役の須賀健太、秋本高兵役の小関裕太、宮田捺生役の山本涼介、先輩チームから晴見春雄役の荒井敦史、石橋大和役の塩野瑛久、木村圭侍役の柳喬之、監督の宝来忠昭、そして司会で友池一彦名義で脚本を担当したお笑い芸人・友池さんが参加した。

まずキャスト陣が劇中で着用している県立神弦高校野球部のユニフォームに身を包み、客席から登場。黄色い歓声に包まれながら壇上に上がると、須賀は「須賀健太のボードがないですけど……? 最後には須賀で(客席を)いっぱいにして帰ってください!」と挨拶をする。小関は「ゆるいコメディなのでポップコーンがすごく合う映画だと思います」、山本は「(会場に)700人いるということで、友達1人に宣伝したら1400人が観るでしょ? どんどん拡散していって……」と言うと、周りから「ネズミ講!ネズミ講だよね」と言う茶々が。するとすかさず友池が「ネズミ講“みたい”に広めてって言う意味だよね!」とフォローし、トークは序盤から賑やかな雰囲気で展開されていく。

野球部の話だが、真面目な野球シーンはほぼ描かれない本作。これまでしっかりとした野球経験はなかったという須賀は、オファーを受けたときのことを「『ちょっとまて野球部!』とタイトルにあるので、『練習しなきゃな、野球』と思ってたんですよ。でもマンガを読んだら1つもちゃんと野球やってるシーンがなくって、『これは受けよう!』と思って(笑)」と振り返る。

挨拶でも本作を“ポップコーンが似合う映画”と表現していた小関は「泣ける作品だったり考えさせられたりする作品がありますけど、溜まってるストレスをほぐしたい人や、何も考えずに観れるものを探してる人にはこの映画が合うと思います」とアピール。「僕もプライベートの空白感が好きなので、ゆったりする映画はいいなと思いました」と発言すると、微妙な空気に。すると友池から「書面で説明をお願いします」とツッコまれ、小関は精一杯“プライベートの空白感”とは何かを一生懸命に説明。理解に苦しむ周囲の様子を見て、須賀は「ちょっと2時間いただけますか?仕上げてきます!」とその場をまとめた。

山本はオファーを受けた理由について、「須賀くんとこせっきーが出演するというのが、自分の中で一番惹かれたところでした」とコメント。実は3人は実際の高校が一緒だったそうで、山本は「この2人と一緒に“3バカ”を演れるのが、どういう三者三様になるのかすごい楽しみで。いざ撮影が始まったら須賀くんがすごく面白いので……『先輩!』って感じでした」と1人だけ年上の須賀に壇上で頭を下げる。須賀は「そんなことしたことないですよ、皆さん!」と訂正した。

実際に同じ学校だったということが、撮影や現場での雰囲気に大きく影響したと振り返る一同。いじられ役だったという柳は「特に真ん中にいる人(のいじり)がすごいんです。疲れました……」と須賀を見て肩を落とす。劇中でキャプテンを務めた塩野は「実際にまとめ役だったんですか?」という質問を受け、「まとめるわけないじゃないですか!まとまんないでしょ」とバッサリ。それに対し「(まとめ役は)それこそ監督が……」と須賀に振られた宝来監督も「いや、特に……?放任でした」と返し、自由な現場だったことが語られた。

ここでキャスト陣は、それぞれの役柄について振り返っていくことに。個性的な話し方をする役どころの荒井は「現場に入ったとき、どれぐらいのニュアンスでやっていいのかわからなくて。(演技し始めたら)監督がスタスタって近寄ってきて、『荒井くん、もうちょっとカッコよくていい……』と言われたんですよ。軌道修正してもらいました」と苦笑いで話す。続いて須賀が“キングオブバカ”な役作りについて聞かれると、隣の小関から「割と高校時代と同じ感じ」という証言が。2人は「(自分は)大なり小なり(不等号)を“く”って読まないから!」「あれ、アドリブですもんね」と言い合い、須賀は最後に「どれだけバカになるかってことですかね。自分にないバカさを出して……」と取り繕うも、会場からは失笑が漏れた。

イベント中盤、本日イベントに来られなかったマネージャーの日野原豪役・宮崎秋人からビデオメッセージが上映される。「こんにちは!」「元気ないなあ?」と茶々を入れながら映像を観る一同だったが、突然宮崎から柳へモノマネのリクエストが。柳はしぶしぶモノマネを披露するもいまいち伝わらず、正解がえなりかずきだったと発表された後に、キャスト一同でモノマネの振り返りが行われた。

最後に須賀は、「SNSの力っていうものは絶大なものがございますので、映画を観て少しでもいいなって思ってもらえたら、「#ちょっとまて野球部!」、そして「#須賀健太最高」の2つを付けていただいて、感想や今日の写真を上げていただければと思います」とコメント。さらに須賀の発言中に小関がくしゃみをしたことを受け、「『#小関裕太くしゃみ最高』もね。いろんなところに発信していただいて『ちょっとまて野球部!』を一緒に盛り上げていただけたらと思います」と述べ、イベントは幕を閉じた。

映画「ちょっとまて野球部!」

2018年1月27日公開

スタッフ

原作:ゆくえ高那ちょっとまて野球部!-県立神弦高校野球部の日常-」(新潮社「GOGOバンチ」連載中)
監督:宝来忠昭
脚本:友池一彦
音楽:フジモトヨシタカ
製作・配給・宣伝:日本出版販売 東映ビデオ

キャスト

須賀健太小関裕太山本涼介
宮崎秋人荒井敦史塩野瑛久柳喬之
尾関陸、田村升吾、西野太盛、磯崎亮太、ダーウィン/田中聡元
田中日奈子、大隣望鈴、長田侑子、池原猛、庵原匠悟
堀部圭亮、福士誠治

(c)2017 ゆくえ高那・新潮社/「ちょっとまて野球部!」製作委員会

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