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「僕街」戸次重幸が「ラストは二度とやりたくない」と古川雄輝に同意求める

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左から白洲迅、内川蓮生、黒谷友香、古川雄輝、柿原りんか、優希美青、下山天監督。

左から白洲迅、内川蓮生、黒谷友香、古川雄輝、柿原りんか、優希美青、下山天監督。

三部けい原作によるNetflixオリジナルドラマ「僕だけがいない街」のプレミア試写会が、本日12月8日に東京のユナイテッド・シネマ アクアシティお台場で行われた。

イベントには藤沼悟役の古川雄輝、藤沼佐知子役の黒谷友香、片桐愛梨役の優希美青、小林賢也役の白洲迅、少年時代の藤沼悟役・内川蓮生、少女時代の雛月加代役・柿原りんか下山天監督が登壇。「映像化は3回目ですが自信を持って観ていただける作品になったと思います」とアピールする古川は「今まで追い込まれる役をやったことがなく、(撮影中に)初めて走って汗をかいたりしたので、悟を演じることは新鮮でした」と振り返る。また本作特有の、時間が巻き戻る“リバイバル”のシーンについては、「リバイバルした瞬間には周りの人たちはまた同じ芝居を繰り返すんですが、僕だけが違うお芝居をしないといけないのは難しかったですね」と語った。

内川演じる少年時代の悟との撮影を経て、古川との演技に臨んだという黒谷は「蓮生くんの年齢の子の母親役はやったことがあるんですが、古川さんの年齢の人の母親役は初めてなので最初は『どうしようかな』と迷っていたんです。でも最初に少年時代の悟との撮影があったので、(大人の悟とも母親として)きちんと出会えたと思っています」と回想。優希は愛梨について「思ったことを口走ってしまう部分が自身と似ている」と分析しながらも、「自分が信じてほしいから信じるという性格で、そこは私と違って大人の考え方でかっこいいなと感じました」とキャラクターとの相違点を述べた。

これまでにアニメ、実写映画と2度メディア化されているものの、原作が完結してからの映像化はドラマ版が初めてとなる「僕だけがいない街」。下山監督は「世界中に『僕街』ファンがいるので、原作の一コマ一コマを忠実に再現して、ファンを裏切らないようにするということを一番に意識しました」と説明し、「物語の舞台にもなった苫小牧を事前に足で回って、『苫小牧で撮れないなら降りる』とプロデューサーに詰め寄りました」とこだわりを明かした。

その後古川と白洲に「リバイバルしてやり直したいことは?」との質問が飛ぶ。白洲が「どうせだったら幼稚園生までさかのぼって、天才少年だとちやほやされたいです」と語れば、古川も「僕もちやほやされたいです」と続け意気投合。また古川は「この作品では悟は小学5年生に戻るんです。僕は帰国子女でその時期海外にいたので、日本の小学校で……やっぱりちやほやされたいですね(笑)」と願望を吐露した。

イベントの終盤には、八代学役の戸次重幸がVTR映像で出演。「髭を生やした状態でVTR出演したかったものの、あまり髭が伸びなかった」という戸次が、自分で顔にひげを書いていたこともあり、会場からは笑い声が。戸次は「なぜ髭を生やしてこの映像に臨みたかったかというのはぼ、僕の口からは言えませんが、無意味なことをしているわけではございません。最後まで『僕街』を観ていただければその意味がわかると思います」と含みを持たせる。また戸次も「リバイバルしてやり直したいことは?」という質問に対し、「逆にリバイバルしたくないなということがありまして、本作のラストシーンはもうやりたくないですね。ねっ、古川くん、あれは二度とやりたくないね。どういうシーンなのかは観ていただければ」と呼びかけた。

「僕だけがいない街」は時間が巻き戻る不思議な現象・リバイバルに悩まされる藤沼悟が、時空移動を繰り返し、18年前に起こった連続児童殺人事件の真相に迫っていくサスペンス作品。ドラマは12月15日より配信される。

Netflixオリジナルドラマ「僕だけがいない街」

配信:2017年12月15日(金)配信開始

スタッフ

原作:「僕だけがいない街」三部けい(KADOKAWA/角川コミックス・エース)
監督:下山天
脚本:大久保ともみ
制作プロダクション:関西テレビ放送 コクーン
製作:ドラマ「僕だけがいない街」製作委員会

キャスト

藤沼悟(大人):古川雄輝
片桐愛梨:優希美青
小林賢也(大人):白洲迅
藤沼悟(子供):内川蓮生
雛月加代(子供):柿原りんか
雛月明美:江口のりこ
澤田真:眞島秀和
八代学:戸次重幸
藤沼佐知子:黒谷友香

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