2015年に日本・韓国で上演され好評を博し、今年6月から富山、台湾、大阪と巡演してきた「デスノート THE MUSICAL」。囲み取材には、初演と同じく夜神月役をWキャストで務める
柿澤は「僕たち3人は初演から参加していますが、やはり舞台なので、これまでアクシデントもありました。それがいい経験となり最高のカンパニーに仕上がったので、早く観ていただきたいです」と感慨深げにコメント。小池は「最後が東京公演というのも初めての経験ですが、落ち着いてゲネプロを迎えられています。積み重ねて来たものを出せる東京初日にしたいです」と意気込みを語った。
7月に行われた台湾公演について、浦井は「お客さまが熱狂的で、カーテンコールでも叫び声が聞こえてきました」と振り返る。柿澤が「お客さんから黄色い声援が送られて、アイドルになったような気持ちでした」と笑顔を見せると、すかさず小池は「(柿澤が)裏でずっとニヤニヤしてました」と明かし、記者たちの笑いを誘った。
リューク役の
また柿澤は、小池について「初演から一緒なので、芝居中に目が合うと安心するんです。劇中では殺し合う役ですが、プライベートでは愛し合ってます」と仲の良さをアピール。対する小池は「1日に2回、2人の夜神月と対峙する日もありますが、私生活でも舞台上でもパワフルな2人の相手ができて、すごく楽しいです」と笑顔を見せ、最後に「1枚の板の上での集約された『デスノート』で、テンポもいいですし、とにかく勢いと熱量のある作品です。劇場でしか体感できない『デスノート』をぜひお楽しみに」と締めくくった。
「デスノート THE MUSICAL」は、死神・リュークが退屈しのぎのために人間界に落とした“名前を書かれると死ぬ・デスノート”を成績優秀な高校生・夜神月が拾う場面からスタート。デスノートの効果を知った月は、犯罪のない世界を作るため犯罪者の名前を次々とノートに書き、粛清を始める。公開ゲネプロでは月役を浦井が演じ、表では優等生、裏では“新世界の神”を気取りながら自らの基準で犯罪者に手をかける二面性を見事に表現した。公演は9月24日まで。
「デスノート THE MUSICAL」再演
日程:2017年6月24日(土)・25日(日)
会場:富山・オーバード・ホール
日程:2017年7月21日(金)~23日(日)
会場:台湾・臺中國家歌劇院 大劇院
日程:2017年8月19日(土)~21日(月)
会場:大阪・梅田芸術劇場 メインホール
日程:2017年9月2日(土)~24日(日)
会場:東京・新国立劇場 中劇場
原作:「DEATH NOTE」(集英社ジャンプコミックス)
脚本:アイヴァン・メンチェル
演出:
音楽:フランク・ワイルドホーン
歌詞:ジャック・マーフィー
キャスト
夜神月:
L:
弥海砂:
夜神粧裕:
レム:
リューク:
夜神総一郎:
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