ゲッサン(小学館)にて連載中の「吾輩の部屋である」は、一人暮らしの大学院生・鍵山哲郎が主人公。「ホコリはどこからやってくるのか」「間違えて買った牛乳をどうやって消費するか」などといった問題を、部屋の中でひとり思索する鍵山に対し、家具が静かに突っ込む哲学系コメディだ。誰にも邪魔されない“吾輩の部屋”での“一人暮らしあるある”が描かれる。単行本の最新5巻は9月12日に発売予定。
ドラマ化の話が進むその頃、最終回の構想を練り、あと2回で連載を終了しようとしていたという田岡は、「ドラマ化の話を聞いたときは聞き間違いかドッキリかどっちかなとまず考えました」「本当なんですか?」とコメント。担当編集者も「僕も半信半疑です」と疑いにかかっている。
登場人物はたった1人の同作。ファンはキャスト情報などの続報を楽しみにしておこう。
※記事初出時、本文に誤りがありました。お詫びして訂正いたします。
田岡りきコメント
ドラマ化の話を聞いたときは聞き間違いかドッキリかどっちかなとまず考えました。
(先月まで最終回どうするかの打ち合わせしてたはずなのに急にドラマ化?ベギラマって言ったのかな?)と思って耳をすますとやっぱりドラマ化と言っているように聞こえます。
そこからあれよあれよとことが進み、今こんなコメントを書いてるわけですが僕は慎重な男なので未だに半分ぐらい信じてません。
でも僕をドッキリにはめる無意味さを考えるともしかしたら本当にドラマ化するのかもしれません。
本当なんですか?
ゲッサン編集部 担当編集者コメント
田岡先生にドラマ化、連載続行の旨お伝えした時は、「じゃあ年末無職じゃないんですね…」という切実でリアルなリアクションが印象的でした。ですが、担当編集の僕も半信半疑です。
本当なんでしょうか?
三上絵里子(プロデューサー)コメント
結構本気で、原作の田岡先生にドラマ化アプローチしたつもりではいるんですが…。
「本気ですか?」と先生をはじめ、ゲッサン編集部の皆様に言われ、社内でも企画にビックリされていると、キャスティングするのにも役者さんたちに「本気ですか?」と言われそうな気がしてきました。原作マンガの、主人公の「バカだねコイツ」感とツッコミを入れる家具たちの面白さを活かしたドラマにしたいって…。まだ…、大丈夫です。思ってます。ひよってません。ドラマ化、本当です。
テレビドラマ「吾輩の部屋である」
放送日:2017年9月18日(月・祝)より毎週月曜24:59~25:29
放送局:日本テレビ
原作:
脚本:川邊優子
制作:田中宏史(日本テレビ)
プロデューサー:三上絵里子(日本テレビ)
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- ドラマ「吾輩の部屋である」公式サイト
- 吾輩の部屋である | ゲッサンWEB
- 「吾輩の部屋である」|サンデーうぇぶり
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