Kiss(講談社)にて連載中の「パーフェクトワールド」はインテリア会社に就職した川奈つぐみと、彼女の初恋相手で建築士の鮎川樹を描いたラブストーリー。突然の事故で車イス生活を余儀なくされた樹役を
原作者の有賀は主演の2人について「岩田剛典さん、杉咲花さんという力強いお二人に決まりわくわくしています。二人の恋にときめいたり、そして見終わった後はテーマの部分を身近に感じてもらえるような、そんな映画になればいいなと思っています」とコメントしている。映画「パーフェクトワールド」は、2018年に全国公開される。
有賀リエコメント
マンガ作品の実写化には色んな意見がありますが、本作はありがたいことに「実写化して欲しい」「した方がいい」と言っていただけることが多く、今回それが実現することとなり本当に嬉しく思います。内容は原作を大変尊重してくださっていて、製作側の皆さんには感謝でいっぱいです。
主演は、
柴山健次監督コメント
マンガ原作を読ませていただいたとき、慎重に扱う必要のある題材だと思ったと同時に、登場人物たちの力強く生きる姿勢に、撮りたい、という意欲をかきたてられました。変えられない過去、未来に対する不安。一歩を踏み出すために、登場人物たちは必死に、現在と向き合います。この物語が持つ光と闇を丁寧に描きたいと思います。
岩田剛典(鮎川樹)コメント
マンガ原作のキャラクターかつ身体に障がいをもった役柄ということで、どちらも自分にとっては初めて経験させて頂く役どころになります。この作品のテーマでもある大切な人と障がいと共に生きていくという難しいテーマをより身近に感じて頂けるよう、真摯に向き合い、丁寧に演じたいと思います。
杉咲花(川奈つぐみ)コメント
樹とつぐみが想い合うように、スタッフ・キャストの皆様と儚くて優しい時間を現場で過ごすことができるよう、頑張っていきたいと思います。原作の魅力を肉体を使って表現させていただくなかで、足し算や引き算が必要になることはきっとあると思うのですが、この作品を皆様の元へまっすぐお届けできるよう、映画だからこそ表現できる強さのような魅力があると信じて、自分にできることを考え、この作品に身を委ねていきたいです。
読者の皆様に愛されている原作、そしてその原作者である
井上竜太(企画・プロデュース)コメント
岩田剛典さんは、映画「植物図鑑 運命の恋、ひろいました」でご一緒した時、初主演のプレッシャーの中、笑顔を絶やさず、弱音を吐かず、不屈の精神力で色々な壁を乗り越えていかれました。脊髄損傷を負いながらも、建築家の夢を追い続ける主人公・樹を、岩田さんなら演じ切って頂けると思い、お願いしました。
杉咲花さんは、出演されている作品を見て、ひた向きさ、純粋さ、そして真っ直ぐな目に魅了されました。初恋相手の樹の心に、真っ直ぐにぶつかっていくつぐみ役は、杉咲さんしかいないと思いお願いしました。純粋なラブストーリーの中で、杉咲さんがどんな表情を見せてくれるか楽しみです。
映画「パーフェクトワールド」
原作:有賀リエ「パーフェクトワールド」(講談社「Kiss」連載)
監督:
脚本:鹿目けい子
主演:岩田剛典(
配給:松竹 LDH PICTURES
制作プロダクション:ホリプロ
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