このイベントでは、映画の公式Twitterのキャンペーンによって集められたファンのコメントや、キャストらの写真で作られた巨大なメッセージボードが用意され、キャストらの背後に陣取った。広瀬は人気キャラクターのかをりを演じたプレッシャーについて「死んじゃいそうでした。原作ファンの方の中には宮園かをりという女の子が生きていたので、そこに私が命を吹き込むのは、今までにない挑戦でした」と思いを吐露。しかし「かをり役がすずちゃんでよかった」というコメントが紹介されると、「ちょっと、あんまりしゃべりたくない……。ワーッてなっちゃいそう。ありがたいです」と声を詰まらせた。
また親友同士を演じた山崎と中川は、劇中の掛け合いを生披露することに。普段から仲がいいという2人は、ステージ上で入念に打ち合わせを始めて観客を笑わせる。司会からお互いのどこが好きなのかを聞かれると「全部好き」「僕も全部ですね」と答え、会場を沸かせた。
「正直実写化をしてほしくなかったけど、試写会で映画を観て鳥肌が止まらなかったです」というファンのメッセージが読み上げられると、新城監督は「賛否両論あると思うので作る前は怖かったですし、今も怖いです。でもスタッフもキャストも原作をリスペクトしているので、そう言っていただけるとうれしいです」と安堵した表情を浮かべた。
ここで登壇者たちがそれぞれの思いを書き込み、メッセージボードを完成させることに。広瀬は「たくさんの愛が届きますように」、山崎は「観てくれた方々の日常がカラフルになりますように」、中川は「今を全力で駆け抜けよう」、石井は「絆の深さが伝わりますように」とメッセージを刻んでいく。最後に山崎は「今日は本当にありがとうございました。1回しかない人生を全力で駆け抜けるという思いで、温かい気持ちになって劇場を出ていっていただけたらうれしいです」と挨拶。そして広瀬が「この映画にはいろんな愛情がたっぷりある。親子だったり友達だったり、人を思えば思うほど苦しくなる、心が繊細になるということが描かれています。苦しくなるけど、強く美しく粘り強く前に進んでいくという部分が広がっていったらうれしいです」と語り、イベントは幕を閉じた。
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