原作「燐寸少女」はヤングエース(KADOKAWA)にて連載されている、アンデルセン童話「マッチ売りの少女」をモチーフにした物語。謎の少女・リンが心に闇(キズ)を持つ者の前に現れ、妄想を具現化できる“妄想マッチ”を授けたことから巻き起こる騒動を描く。
キャスト陣は劇中衣装に身を包み登場。佐藤が「SKE48の誰もが恋するお人形、すーめろこと佐藤すみれです!」と定番の挨拶をすると、続く小林も「みーんなが恋するお人形! アイラブー?」と続けファンからの「ユーラブ!」というレスポンスに「ゆーちゃむでーす!」と自身のニックネームを絶叫。自身と佐藤の自己紹介をミックスしてみせた。このあとは本田、小野、美山、上野、内田監督も同様に「恋するお人形」のフレーズを使って挨拶する流れとなり、佐藤は「お人形がいっぱいですね、今日」と笑った。
謎の少女・リンを演じることについて、佐藤は「原作を読んでみて、もともとゴシックロリータが好きだったりしたので、こんな可愛い子を自分が演じるのはうれしいという思いがあったのと、あとマンガが単純に『おもしれぇー!』と思って(笑)。これを映画でやるならもっと『おもしれぇー!』としたいと思ったので、このような作品に仕上がってすごくうれしいです」と映画の出来に自信を見せた。
上野扮する蝶野葉子に憧れる氏家治を演じた本田は「『蝶野さんのパンツが見たい』というセリフがあるんですけど、一度『上野さんのパンツが見たい』と言ってしまって(笑)。それってクズですよね」と反省。上野はそのときのことを「そのあと気まずいな、見せたほうがいいのかなって(笑)。緊張して変な意味でドキドキしちゃいました」と回想。本田が「『こいつ、今日も私のパンツ狙ってるのかな』って思われてるんじゃないかなと懸念はありますけど、そんなことは全然……全然っていうのも失礼だけど(笑)」と続ける。
美大生の岸田叶人役を務めた小野は「実際に絵を描かれたりするんですか?」という司会からの質問に「絵に関して言うと天才ですからね。巨匠並みの、なかなか一般の方には理解してもらえないような画を描いてるので、(役柄と自分は)ちょっと似てるなと」と答えたのち、客席の反応を見て「失笑なのでこれぐらいに」と続けて笑いを誘った。
最後に、本作のストーリーにちなみ“叶えたい妄想”を聞かれた佐藤は「映画の終わり方が意味深だったので、『燐寸少女 マッチショウジョ』の第2弾を妄想したいです」と回答し、客席は拍手。「あと来月のAKB48総選挙で(昨年より)ちょっとでも上の順位に行くことです」と述べた。
「燐寸少女 マッチショウジョ」は5月28日より、東京のシネ・リーブル池袋ほか全国でロードショー。
映画「燐寸少女 マッチショウジョ」
キャスト
リン役:
内藤勇実役:
氏家治役:
岸田叶人役:
田仲かの子役:
蝶野葉子役:
高橋由香役:唯月ふうか
友野晴美役:
スタッフ
原作:「燐寸少女」
主題歌:空想委員会「二重螺旋構造」
挿入歌:村上紗由里「落陽」
監督:内田浩
脚本:石川北二
制作プロダクション:ホリプロ
配給:ホリプロ、スターキャット
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