始めの挨拶で、小山は「最高のハラハラ、ワクワク、ドキドキ、そしてウルウル! これが全部詰まっていますのでどうぞ楽しみにしてください」と映画をアピール。ゲスト声優として、物語の鍵を握る“黒ずくめの組織”の一員を演じた天海は「天にも昇る気持ちです。とてもとても幸せな経験をさせていただきました」と思いを語った。
シリーズ第20作目となる今回の映画。高山は「自分たちは作数や年数にこだわらず、いつもベストを尽くすだけ」と述べながら、「でも周りの皆さんの期待感とか、スタッフをはじめとする周りの方々の熱量はすごかった」と思い返す。「いろいろ考えさせられることや振り返ることもたくさんあったので、『20年みんなでがんばってきて作り上げてきてよかったな』と思いました」とコメントした。
同作には安室透と赤井秀一が殴り合うシーンも登場する。「機動戦士ガンダム」シリーズでアムロ・レイを演じている古谷と、シャア・アズナブル役を務める池田。古谷は「池田さんには負けたくないと思っていたので、パンチが入ったときは思わず『シャア!』と言ってしまいました」と明かして会場の笑いを誘う。それを受け池田は「誰かさんではないですけど、僕は『親父にもぶたれたことない』」とおなじみのセリフで返しつつも、「久しぶりに古谷さんとがっぷり四つに組むことが出来たので、とてもうれしかったです」と述懐した。
「こんなにそうそうたる方たちと、一緒の作品に出演させていただくことができて本当に幸せです」と感慨深げな天海。古谷、池田の大ファンだと明かし、2人に「私を口説いていただいてもよろしいですか……!?」とお願いする。昔から天海を応援していたという古谷は「僕は……ずっとあなたを思っていました……ゆりちゃーん」と宝塚時代の天海の愛称をアムロ・レイの声で絶叫。一方の池田は「いい女になるのだな」とシャア・アズナブルの声で応戦した。会場からの拍手を受け、天海は「一生忘れられない日になりました……」と喜びを噛み締めていた。
最後に高山は「皆さんの“コナン愛”に支えられてがんばっています。これからも大きな愛で見つめていてください」とファンにメッセージを送り、観客とともに「真実はいつもひとつ!」とお決まりの台詞でイベントを締めくくった。「名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア)」は4月16日より、全国東宝系にてロードショー。物語は水族館に訪れたコナンたちが、オッドアイの持ち主である記憶喪失の女性と出会うところから始まる。
「名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア)」
2016年4月16日(土)より全国東宝系にてロードショー
監督:静野孔文
脚本:櫻井武晴
音楽:大野克夫
出演:高山みなみ、山崎和佳奈、小山力也、山口勝平、
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