マンガ「仮面ライダークウガ」の単行本1巻が7月4日に発売されることを記念し、同作で脚本を手がける井上敏樹と企画を担当した東映の白倉伸一郎プロデューサーが、本日7月3日に文化放送でオンエアされるラジオ番組「東映公認 鈴村健一・神谷浩史の仮面ラジレンジャー」にゲスト出演する。その収録が先日都内で行われた。
「仮面ラジレンジャー」は声優の鈴村健一と神谷浩史が、仮面ライダーやスーパー戦隊をはじめとする特撮作品についてトークを繰り広げるラジオ番組。7月3日の放送回では「平成仮面ライダーシリーズ」の第1作である「仮面ライダークウガ」を特集し、当時制作に携わっていた井上と白倉からTV放映時のエピソードや、マンガ版の制作秘話が語られる。
ラジオの収録後、取材に応じた神谷と鈴村。鈴村は井上について「すごくニヒルでダンディな印象だったけれど、口を開くと気さくな人」と話し、神谷も「すごく優しい方なんだろうなと思っていたけど、思った通りの方だった。会えてすごくうれしい」と喜んでいた。
またマンガ版「仮面ライダークウガ」を読んだ印象について鈴村は「主人公の五代雄介が第1話では出てこないっていうのが衝撃でしたね」と笑いながら語った。一方、神谷は「子供の頃、『仮面ライダー』の描写はすごく恐ろしいものに感じていた。マンガはその印象を忠実に描いている気がする」とコメント。今後マンガで読んでみたい部分について問われると、鈴村は「フォームチェンジをどう入れてくるのか楽しみ」、神谷は「トライチェイサー2000(クウガが乗るバイク)がまだ出てきていないよね」と期待を寄せる。
最後に神谷はマンガについて「クウガを知っている人も知らない人も絶対楽しめる作品。まだTVシリーズを観たことがない人はぜひそちらも」とアピール。鈴村は「完全に浩史の言うとおりですね!」とおどけつつ、「これだけ時間が経っているのに違う形式で発表されるということで、改めてすごい作品だったんだなと感じています。特撮発のコンテンツとして、時代を牽引する存在になってほしい」と熱い思いを述べ締めくくった。
「悪徒 -ACT-」などで知られる
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