ジャンプ黄金期を描く大作「少年リーダム」バンチに登場

週刊少年ジャンプ（集英社）3代目編集長、西村繁男の著書「さらば、わが青春の少年ジャンプ」を原作とした新連載「少年リーダム～友情・努力・勝利の詩～」が、4月24日発売の週刊コミックバンチ21・22合併号（新潮社）よりスタートする。

「さらば、わが青春の少年ジャンプ」は、653万部という驚異的な発売部数を誇った少年ジャンプの、黎明期からのエピソードが記録されたノンフィクション。不朽の名作が次々と連載され、少年マンガ誌のスターダムへと駆け上がっていった歴史が読める貴重な1冊だ。

「少年リーダム～友情・努力・勝利の詩～」の作画を行うのは次原隆二。黄金期ジャンプの人気タイトル「よろしくメカドック」の作者だけに期待が持てる。また次原にとってはマンガ家生活30周年を記念する連載とのことで、感慨もひとしおだろう。

次原は「漫画業界発展のヒントは『漫画』が最も元気であり、愛読者が夢中になって『漫画』を読み漁った1980年代にこそある」「漫画家として30周年という節目にそんな物語を創り上げられたら」とコメント。スタート前からやる気が十分に伝わってくる。

出版不況の煽りを受けるマンガ業界に射すひと筋の光明、「少年リーダム～友情・努力・勝利の詩～」はバンチ21・22合併号より開始。震えて待とう。