国境を超えたマンガ展に、荒木飛呂彦の原画

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福岡県・北九州市漫画ミュージアムでは、本日9月6日から9月28日にかけて企画展「越境するマンガとメディア」が開催中。国や言語の壁を越えて広がるマンガやアニメの表現を、展示や上映を通して紹介している。

雲田はるこ「昭和元禄落語心中」(c)Haruko Kumota/Kodansha

雲田はるこ「昭和元禄落語心中」(c)Haruko Kumota/Kodansha

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「越境するマンガとメディア」は、大きく5つの章に内容を分けて展示。第1章「グローバル化するMANGAとBD」では、フランス語圏で展開されている海外マンガ「バンド・デシネ(BD)」と日本のマンガの関係に迫っていく。荒木飛呂彦「ジョジョリオン」の直筆原稿と複製原画をメインに、望月ミネタロウ「ちいさこべえ」の複製原画やBD作品の資料などが並ぶ。

第2章「マニア誌の活躍とジャンルの流動化」では、少年誌や少女誌などの単純なジャンルでは括ることができない“マニア誌”の存在をアピール。枠組みや属性を越境した雑誌の連載作品として、雲田はるこ「昭和元禄落語心中」、石黒正数「それでも町は廻っている」、今井哲也「アリスと蔵六」などを紹介している。そのほか第3章では「役割と存在感を増すウェブコミック」と題してWEBから発信された近年の作品を、第4章「『マンガ』はどこまで越境するのか」では音楽など別ジャンルとコラボレーションした作品を、第5章では自主制作の切り口から創作同人誌即売会「コミティア」が取り上らげた。

会期中はトークショーやアニメの上映会も実施。9月23日には竹熊健太郎と庄司二号がトークショーを行う。2人は「惑星9の休日」などで知られる町田洋作品についてや、これからのマンガ界におけるWEBマンガの役割について語る予定だ。そのほかアニメ「サカサマのパテマ」上映会と監督・吉浦康裕のトークショーを始め、様々なイベントが企画されている。

各イベントは定員が60名になっており、申し込みが必要なものは開催前日が締め切り。予約はミュージアムに電話するか、Eメールでも受け付ける。詳細はイベント公式サイト、北九州市漫画ミュージアムの公式サイト内「越境するマンガとメディア」ページにて確認を。

文化庁メディア芸術祭 北九州特別企画「越境するマンガとメディア」

会期:2014年9月6日(土)~2014年9月28日(日)
時間:11:00~19:00 (入館は18:30まで)
会場:北九州市漫画ミュージアム5F企画展示室
住所:福岡県北九州市小倉北区浅野2-14-5あるあるCity
料金:無料
電話:093-512-5077

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