メディア芸術祭大賞は一色まこと「ピアノの森」

第12回文化庁メディア芸術祭のマンガ部門で、一色まことの「ピアノの森」が大賞に選ばれた。

文化庁メディア芸術祭はメディア芸術の振興を目的として、CG-ARTS協会が文化庁、国立美術館とともに主催する祭典。優れた芸術作品に対し表彰するとともに、国内外の作品を広く紹介している。

今年はマンガをはじめ、アニメ、メディアアート、ゲームの4部門に世界44の国と地域から2146点の応募が集まった。

マンガ部門は大賞を受賞した「ピアノの森」のほか、槇村さとる「Real Clothes」、諸星大二郎「栞と紙魚子」シリーズ、さそうあきら「マエストロ」、星野之宣「宗像教授異考録」が優秀賞を受賞。奨励賞は菊池正文の1コママンガ「Cartoon 2008」が選ばれた。

なお受賞作品は2009年2月4日から15日まで、東京六本木の国立新美術館にて展示される。