森博嗣、萩尾望都の名作「トーマの心臓」ノベライズ
2008年12月6日 13:25
森博嗣が、
森は「ダ・ヴィンチ」のインタビューでノベライズの経緯を説明するとともに作品の構想についても語っており、原作に忠実な小説にするのではなく、骨格は残した上でディテールを変えているという。舞台を戦前の日本へと変え、主人公をオスカーにするなど、各所に大胆な設定変更が行われるようだ。原作の雰囲気を損なわない範囲で、森なりの「トーマの心臓」が書かれることになる。
また2008年末をもって、メディアへの登場を一切やめるとも発表した。今後はブログも閉鎖し、作品についての取材も受けず執筆活動に専念。制作が決定している14作品すべてが書き終えた時点で、小説の執筆も終わらせるという。
発売は来年の初夏を予定。森博嗣版「トーマの心臓」がどんな作品となって我々の前に現れるのか、原作ファンならずとも今から待ち遠しい。
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