最遊記ミュージカル、本日開演！カミサマ編が舞台で蘇る

峰倉かずや「最遊記」を原作とするミュージカル「最遊記歌劇伝―God Child―」が、本日5月2日、東京新宿・全労済ホール／スペース・ゼロにて幕を開けた。

「最遊記歌劇伝―God Child―」では、「最遊記」6巻から9巻の「金閣・銀閣編」「カミサマ編」をミュージカル化。とある道行きで沙悟浄が金閣と呼ばれる謎の少年を助けるところから物語が始まる。バトル描写の多い作品ならでは、アクションシーンもたっぷりと盛り込まれた舞台だ。

前作より約5年ぶりに上演されることとなった「最遊記歌劇伝」。前回に引き続き出演する玄奘三蔵役の鈴木拡樹は「本日初日を迎え、約5年ぶりの西への旅になりました」と挨拶し、「今後、またこれから先のシリーズの公演があるときは、今作で築いたチームワークを基盤として、変化し続けながら取り組んでいきたいと思います」と早くも続編への期待を語る。

同じく前作から引き続き孫悟空役を演じる椎名鯛造は「当時のスタッフやキャストに会う度に続きをやりたいやりたい！と言っていたのですが、月日が経つにつれて正直実現は難しいのでは……と思いはじめていました」と心境をあらわにするとともに、「でもこうして実現し本日初日を迎えることができました」とミュージカル再始動への喜びをコメント。

今回が初参加となる沙悟浄役の鮎川太陽は「正直、役作りにとても苦戦しました」と語るも、初日を迎え「この最遊記カンパニーのみんなで毎日がんばってきたものを思いっきりやるだけです！ともて素晴らしい作品だと思います」と意気込みを見せる。そして猪八戒役の藤原祐規は「各々の抱えるドラマに本当に心がくすぐられます」と見どころを語った。

なお千秋楽の5月7日17時半公演は、ニコニコ動画にて配信されることが決定した。会場に足を運べないファンはこちらを利用してみては。

最遊記歌劇伝―God Child―

期間：2014年5月2日（金）～7日（水）
会場：全労済ホール／スペース・ゼロ

キャスト

玄奘三蔵：鈴木拡樹
孫悟空：椎名鯛造
沙悟浄：鮎川太陽
猪八戒：藤原祐規
カミサマ：平野良
銀閣：村田充
金閣：柴入拓矢・細川晴太（Ｗキャスト）
ニィ健一：唐橋充（ニィはにんべんに尓）