本日3月18日に行われた制作発表会見では、30秒の特報映像も初公開。映像が流れ終わるとバイクの音とスモークとともに、宮市和希を演じる能年玲奈と、春山洋志役の三代目J Soul Brothers・登坂広臣、そして三木孝浩監督が登場する。
原作の世界観や登場人物の印象について聞かれると能年は、「作品全体に流れる空気がすごく綺麗だなと思いました。主人公の和希がものすごくかわいくて、気合いが入りました」と、ぽつりぽつりと口にする。また三木監督は「この物語では、時代に関係なく10代の子供が抱えている悩みが描かれているので、どの時代でも伝わるものだと思っている。当時主人公の世代だった人たちが親になり、和希や春山たちの世代の子供を持っている今だからこそ映画化すべき作品」と意気込み、「ラブストーリーだが親子でも見てほしい」と語った。
また撮影現場の雰囲気について能年は「寒い日に夏の衣装でアイスを食べるシーンがあって、美味しくてたくさんアイスを食べてしまって、寒くてしょうがなくなりました」と話し、会場の笑いを誘う。「私は口下手で人付き合いが得意なほうではないんですが、登坂さんが現場を明るくしてくれてすごく助かりました。そのおかげで、閉じこもって役に集中することができました」と登坂にお礼を言う場面も。
原作では和希がオキシドールで金髪にする場面があるが、ポスターや特報映像に登場している能年は茶髪。監督は「彼女が成長していく中で、変化の一部として少し茶髪になったりはしますが、今回は金髪にすることが大事というわけではないので」と説明し、「不良少年少女の物語ではなく、葛藤を抱えた少年少女が成長していく物語にしたかった」と意図を明らかにした。初めて髪を染めたという能年は、司会者に「ハマってましたよ」と褒められると「ありがとうございます!」と笑顔で答えた。
そして主題歌について三木監督は「尾崎さん以外考えられなかった」とコメント。能年も「素敵な曲」、登坂は「カラオケでもよく歌います」と、楽曲の印象を語った。映画「ホットロード」は8月16日に全国ロードショー。
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