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ソーラン宙組!朝夏まなと、退団控える実咲凜音にエール「大きい花咲かせて」

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宝塚歌劇宙組「スーパー・レビュー『VIVA! FESTA!』」より。

宝塚歌劇宙組「スーパー・レビュー『VIVA! FESTA!』」より。

宝塚歌劇宙組「ミュージカル・コメディ『王妃の館 -Chateau de la Reine-』」「スーパー・レビュー『VIVA! FESTA!』」の東京公演が、本日3月31日に東京・東京宝塚劇場にて開幕。これに先がけ、通し舞台稽古と囲み取材が行われた。

浅田次郎の小説を原作とした「王妃の館」は、太陽王ルイ14世が残したシャトー・ドゥ・ラ・レーヌ(王妃の館)を舞台としたコメディミュージカル。フランスを訪れた旅行者たちの人間模様が描かれ、恋愛小説家・北白川右京役を朝夏まなと、ツアーコンダクター・桜井玲子役を実咲凜音、ルイ14世役を真風涼帆がそれぞれ務める。

朝夏は、小説のアイデアが降りてきた喜びを「来た……! 来た……!」と身体を震わせて表現するなど、“変わり者”の小説家をコミカルに演じ、実咲は、北白川の突飛な行動に翻弄されながらも奮闘する旅行代理店の女社長を熱演。さらに桜木みなと扮する桜井の部下・戸川や、愛月ひかる演じる旅行客の金沢といった、個性豊かなキャラクターも続々登場する。笑いの中にも、登場人物たちそれぞれの苦悩や葛藤が描かれた本作。果たして彼らは最後に笑顔になることができるのか。

併演の「VIVA! FESTA!」は、リオのカーニバルや、中欧・北欧に伝わるヴァルプルギスの夜、スペインの牛追い祭り、日本のYOSAKOIソーラン祭りなど、世界各地の“FESTA”をテーマにしたレビュー。YOSAKOIソーランのシーンでは、真紅の法被をまとったキャスト陣が「ヤーレンソーラン、ソーラン宙組!」のかけ声で会場を盛り上げた。

舞台稽古後に行われた囲み取材には、朝夏と実咲が出席。「王妃の館」の見どころを問われた朝夏は「笑いもありますが、最後には心温まるホロっとしたシーンもあります。明日への活力が湧くような作品になれば」と述べ、「『VIVA! FESTA!』では、皆さんも一緒に『ソーラン宙組!』と声を出して盛り上がってください」と観客に呼びかける。

また朝夏は、実咲の退団公演となる本作について、「実咲を送り出すことが今の私の使命だと思いますので、しっかりサポートしたいです」と力強くコメント。最後に朝夏が「大きい花を咲かせてください」とエールを送ると、実咲は「いつもこのようにありがたいお言葉をいただいて……最後まで成長できるようにがんばります」と朝夏の言葉を噛みしめた。なお朝夏も11月の「ミュージカル・プレイ『神々の土地』~ロマノフたちの黄昏~」「レヴューロマン『クラシカル ビジュー』」での退団を発表している。東京公演は4月30日まで。

宝塚歌劇宙組「ミュージカル・コメディ『王妃の館 -Chateau de la Reine-』」「スーパー・レビュー『VIVA! FESTA!』」

2017年3月31日(金)~4月30日(日)
東京都 東京宝塚劇場

「ミュージカル・コメディ『王妃の館 -Chateau de la Reine-』」

原作:浅田次郎「王妃の館」(集英社文庫刊)
脚本・演出:田渕大輔
出演:朝夏まなと実咲凜音 ほか

「スーパー・レビュー『VIVA! FESTA!』」

作・演出:中村暁
出演:朝夏まなと、実咲凜音 ほか

※Chateauは、サーカムフレックス付きが正式表記。

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