NHKにて2013年1月より放送される「平成25年大河ドラマ『八重の桜』」第2次出演者発表会見が本日7月19日に実施。この会見で
降谷は新選組三番隊組長として知られる剣客・斎藤一として登場。吉川は明治維新の功労者である西郷隆盛を演じる。
本日の会見には他の俳優陣と共に吉川が出席。今回の抜擢について彼は「『復興支援を根幹のテーマに』というお話を伺い、そういうことに私がもし力になれるのであれば大変光栄であり意義深いことなので、ぜひとお受けしました」とコメント。しかしその際に役柄を聞かなかったため「西郷さんなんて、そんな無茶ぶりあるかよ!と。顔は似てない、いろいろ似てない」と困惑したと話し、記者陣を笑わせる。さらに「日本中を活気づけられればいいな、と思っています」と意気込みを話すも「西郷さんをどう演じればいいのか、教えてください。本音です!」と大声で告白していた。
また質疑応答コーナーで出演に当たっての志を訊かれると「日本という国が大きな岐路に立っているという意味では、ドラマと現在の置かれている状況は非常に近い」と話しつつ「民が動かないと我々の未来はやばいぞっていうのが現実かなと思ってまして。そこを西郷さんたちは胸の中心に持って戦った。その志を感じながら演じられればよいのではないかと」と話した。なお吉川は2009年に放送された大河ドラマ「天地人」にて織田信長を熱演している。今度はどのような活躍をみせるのか楽しみなところだ。
会見後のプロデューサー囲み取材では、吉川と降谷の抜擢について理由が明かされた。吉川については「時代の中で何が正義かと決断する力、こうと決めたときに突破していく力を持っているのが西郷さんだと思っている。そして吉川さんは、西郷隆盛の“本質”を持ってる感じがした。今このときに動かなければ、というタイミングですっと動ける能力を」と絶賛する。また降谷については、本人と会ったときに出演を提案してみたら興味を持ってくれたこと、そして降谷自身が非常に時代劇が好きであることを理由として挙げた。さらに「彼は非常にシャイなんだけど、やりたいという思いが伝わってきた」「べらべらしゃべるタイプではないけれど、例えば東北が舞台になっていることから『何かできれば』という気持ちがあるのかもしれない」と推察。新選組としての斎藤一のみならず、明治に入り会津の人間となった斎藤の人生も描かれるため、「僕らもどういう斎藤一像になるのか、楽しみ」と大きな期待を寄せていた。
大河ドラマ「八重の桜」は幕末から昭和にかけて生きた会津出身の実在の女性・新島八重の人生を追うヒューマンドラマ。会津の人材育成指針「什の掟」にある「ならぬことはならぬ」という教えの元、会津戦争を生き抜き、男女平等を始めとする西洋思想を取り入れ、日清戦争および日露戦争では篤志看護婦として献身的に働いた八重の姿を通して、根源的な愛と希望を描く。主人公の八重を綾瀬はるかが担当するほか、秋吉久美子、小泉孝太郎、村上弘明、生瀬勝久、小堺一機、反町隆史、加藤雅也といった個性的なキャストが話を彩る。放送は全50回を予定しており、テーマ音楽は
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