UVERworld、地元滋賀で原点回帰の凱旋ワンマンライブ

12月10日、UVERworldが地元・滋賀にてワンマンライブを開催した。

会場となったのはUVERworldがインディーズ時代から出演していたライブハウス、HUCKLEBERRY。このライブは11月27日に行われた初の東京ドームワンマンライブに続くワンマン公演で、彼らにとってはいわば凱旋公演。貴重なチケットを手に入れた200人を前に、ドームと変わらぬ熱いパフォーマンスを展開した。

HUCKLEBERRYでアルバイトをしていたこともあるTAKUYA∞は、この日の会場について「いろんな出会いを俺にくれた場所。ただ音楽が大好きだっていうことだけで、いろんな出会いをくれた。町で好き勝手する自由とは違った、音楽の自由さを教えてくれた。俺たちはここで一番成長させてもらった。その気持ちを忘れそうになったら、ここで思い出そうと思う。だから、誰に何を言われようと、HUCKLEBERRYでのライブは続ける」と熱く語り、地元のファンを熱狂させる。「俺たちは東京ドームでライブを確かにやった、それがこれから何かにつながるかもしれない。でも関係ない、振り返れば何もないんだ。今あるものを力いっぱいやれなければ意味ないんだ」と、彼ならではの熱いメッセージに会場は大いに沸き返った。

ライブ終了後、信人（B）は「ここにはいい思い出も悪い思い出も含めていろんな思い出があるし、このキャパシティの難しさがある。東京ドームのあとにここでできてよかった」と、原点に戻ってきた意義を噛みしめていた。また、真太郎（Dr）は「やっぱり酸欠になりますね、ここは。7月の真夏にやったときとそれほど変わらない熱さでした」と、オーディエンスの熱狂ぶりを振り返っていた。

UVERworldは12月いっぱいにわたって精力的にワンマンライブを開催。12月25日の日本武道館公演のチケットは12月18日より一般発売が行われる。