寺ズッキュン！「とろ弁天像」奉納祭テーマで仏像萌え～

“萌え寺”としてテレビ番組などで紹介され話題沸騰中の東京都西八王子・了法寺にて、今週末11月7日に世界初の萌え仏像「とろ弁天像」の奉納祭が開催。これに先駆け、奉納祭テーマソング「寺ズッキュン！愛の了法寺」の着うた/着うたフル配信がスタートした。

了法寺は、開山1489年と伝えられる日蓮宗の由緒正しい寺。都心から離れたベッドタウンの中心部に位置していることから、中里勝孝住職は「市内の若い世代の方々や子供らが寺と仏教に親しむ機会を提供したい」「罰が当たるとか、死後の地獄だとか、仏教に定着してしまった暗いイメージを払拭したい」と考え、子供の好きなアニメを寺のモチーフに使い、昨年5月16日には寺の入り口に「萌え絵」の大きな看板を設置した。昨年11月には地元の街おこしイベント「いちょう祭り」にも参加。寺の境内にオープンしたメイド喫茶には、2日で400人が来訪した。アニメ好きの若い男性を中心に“萌え寺”の人気は急上昇中だ。

萌え仏像奉納祭のテーマソングに起用された「寺ズッキュン！愛の了法寺」は、同人音楽「東方Project音楽アレンジ」で絶大な人気をほこる札幌のサークルIOSYSによるもので、ボーカルは了法寺のイラストも手がける歌手兼イラストレーター・とろ美が担当。11月7日に行われる「世界初！萌え仏像奉納祭！」では、中里住職やとろ美らによる除幕式をはじめ、祈願会（きがんえ）読経、とろ弁天像奉納祈願のお経、とろ美ミニライブ、とろ弁天像撮影会などが実施される。

また、当日は「とろ弁天像」を制作したフィギュア原型師、宮川武（T’s system）の来場も予定されており、境内では街おこしで好評を集めたメイド喫茶も復活する。気になる人はぜひ足を運んでおこう。

■PV　了法寺テーマソング「寺ズッキュン！愛の了法寺！」