さかいゆう、菅野美穂8年ぶり主演映画に主題歌書き下ろし
2010年2月26日 13:57 1
「パーマネント野ばら」は西原理恵子の人気マンガを映画化した作品。北野武監督作「DOLLS」以来およそ8年ぶりの映画主演となる菅野美穂をはじめ、小池栄子、池脇千鶴、宇崎竜童、夏木マリ、江口洋介といった豪華キャストが揃ったこの春注目の一作だ。
映画の舞台となっている高知は自身の出身地ということもあり、この映画に強い思いを抱いているというさかいゆう。主題歌「train」はかけがいのない人への気持ちをストレートに歌ったラブソングで、さかいは「映画のテーマともリンクしていると思う」と語っている。
「映画に登場する女性たちすべてを肯定し祝福する、力強い歌を」と、さかいに主題歌を依頼した吉田大八監督は「想像をはるかに上回る名曲が届けられて、正直感動しました」と大絶賛。主演の菅野も「海と風を感じさせる素敵な曲です」とコメントを寄せている。
なお、この主題歌「train」は映画公開に先駆け配信限定シングルとしてリリースされる予定なので、ファンは楽しみにしておこう。
菅野美穂 コメント
どこか懐かしくて切ない気持ちにさせてくれる曲ですね。とても映画に合っていると思いました。曲の中でささやいている「ガタンゴトンガタンゴトン…」という声が耳にずっと残って印象的でした。海と風を感じさせる素敵な曲です。
吉田大八監督コメント
さかいさんには「映画に登場する女性たちすべてを肯定し祝福する、力強い歌」をお願いしたのですが、想像をはるかに上回る名曲が届けられて、正直感動しました。映画の締めでこの歌に包まれると、まるで自分自身が主人公として映画の時間を生きたような、幸福な錯覚さえ味わえると思います。
さかいゆうコメント
僕の故郷は高知の最南端の漁村、土佐清水市。舞台が高知なので当然と言えば当然ですが、親近感やらノスタルジーを感じずにはいられませんでした。緩やかな時間の中に力強く平熱で描かれる数々の名シーン、ラスト5分では涙と一緒に鳥肌が立ちました。こんなキモチになったことは今だかつてありません。
同郷の西原さんの作品にご一緒出来たこともとても嬉しいです。映画のテーマと僕の曲「train」のテーマとがリンクしていると思うので、映画と僕の曲を一緒に楽しんでもらえると嬉しいです。素敵な映画に関われて心から光栄に思います。
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- 『パーマネント野ばら』公式サイト|菅野美穂主演、吉田大八監督。西原理恵子の原作を映画化。
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音楽ナタリー @natalie_mu
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