2018年1月8、9日の2日間にわたり、熊本・市民会館シアーズホーム夢ホール(熊本市民会館)にてライブイベント「熊本市民会館復活記念!
「浜崎貴司GACHIスペシャル」は熊本地震により損傷していた熊本市民会館の営業再開を記念して企画されたイベント。主催者である浜崎貴司のほか、奥田民生、斉藤和義、トータス松本、田島貴男が参加し、ここでしか観ることのできないコラボパフォーマンスを繰り広げた。
ライブのオープニングでは5人そろって「GACHIのテーマ」を披露。地元の名産である馬肉を食べたという彼らはパワフルなステージを展開し、続く2曲目では斉藤が前日初めて演奏したというカホン、奥田がベースという特別編成で「接吻」をセッションした。
そして1組目には「みんなを明るくするのは、切り込み隊長のトータス松本!」と浜崎に呼び込まれ、トータスが登場。ヒット曲「バンザイ ~好きでよかった~」を歌い始めると観客のテンションは一気に上昇した。曲の途中で「ワンダフル・ワールド」を挟むなどトータスの遊び心あふれる演出もなされ、トップバッターとして大いに盛り上げた。
田島は「BODY FRESHER」「フリーライド」「欲しいのは君」の3曲を熱唱。彼が叫ぶ「ソウルパワー」のかけ声にオーディエンスは大きなハンドクラップで応え、会場は一体感に包まれた。
浜崎から「声が小さくてかわいい」と紹介され登場した斉藤は「自分以外の出演者の声が大きすぎるだけ」とぼやいて観客の笑いを誘ったのち、「やさしくなりたい」「歌うたいのバラッド」を届ける。また同郷の浜崎とは青春時代の思い出の地である栃木県宇都宮市のアーケード商店街について描いた「オリオン通り」をセッションするシーンもあった。
奥田は地元である広島と熊本の共通項である路面電車についてトーク。客席を和ませつつ「俺のギター」「The STANDARD」を力強く歌い上げる。さらに浜崎との共作曲「君と僕」を2人でしっとりと披露した。
トリで登場した浜崎は本日共演した4人のアーティストに感謝を述べ、FLYING KIDSの「風の吹き抜ける場所へ」、そして「復興にがんばる熊本の人々に幸せがあるように」という気持ちを込めて「幸せであるように」を歌唱。厚みのある歌声で観客を魅了した。ここから再び4人が加わり、全員で「歩いて帰ろう」「イージュー★ライダー」「GACHIのテーマ」を歌い本編は終了した。
アンコールでは5人のほか今野多久郎がパーカッション、熊本市長の大西一史氏がドラムで参加し、
「熊本市民会館復活記念!浜崎貴司GACHIスペシャル 浜崎貴司 vs.奥田民生 vs.斉藤和義 vs.トータス松本 vs.田島貴男」2018年1月9日 市民会館シアーズホーム夢ホール(熊本市民会館)セットリスト
01. GACHIのテーマ /
02. 接吻 / 浜崎貴司、奥田民生、斉藤和義、トータス松本、田島貴男
03. バンザイ~好きでよかった~ ワンダフル・ワールド / トータス松本
04. サムライソウル / トータス松本
05. 笑えれば / トータス松本&浜崎貴司
06. BODY FRESHER / 田島貴男
07. フリーライド / 田島貴男
08. 欲しいのは君 / 田島貴男&浜崎貴司
09. やさしくなりたい / 斉藤和義
10. 歌うたいのバラッド / 斉藤和義
11. オリオン通り / 斉藤和義&浜崎貴司
12. 俺のギター / 奥田民生
13. The STANDARD / 奥田民生
14. 君と僕 / 奥田民生&浜崎貴司
16. 風の吹き抜ける場所へ / 浜崎貴司
17. 幸せであるように / 浜崎貴司
18. 歩いて帰ろう / 浜崎貴司、奥田民生、斉藤和義、トータス松本、田島貴男
19. イージュー★ライダー / 浜崎貴司、奥田民生、斉藤和義、トータス松本、田島貴男
20. GACHIのテーマ / 浜崎貴司、奥田民生、斉藤和義、トータス松本、田島貴男
21. ガッツだぜ!! / 浜崎貴司、奥田民生、斉藤和義、トータス松本、田島貴男、大西一史(熊本市長)、今野多久郎
22. 勝手にしやがれ / 浜崎貴司、奥田民生、斉藤和義、トータス松本、田島貴男
リンク
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浜崎貴司、奥田民生、斉藤和義、トータス松本、田島貴男が熊本を盛り上げた熱い一夜 - 音楽ナタリー https://t.co/wt6tUDc50e