“サンシャイン小林”&“ピコ太郎昌暉”誕生!DISH//のW生誕祭

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DISH//の小林龍二(Rap, B)の20歳を祝う生誕イベント「RYUJI 20th Birthday party ~リベンジ!今年こそ本物のスーパーヒーローになるぞ!~」と、矢部昌暉(Cho, G)の19歳を祝う生誕イベント「MASAKI 19th Birthday panty ~PPAP、パンティーパンティー愛のパンティー~」が本日1月22日に東京・かつしかシンフォニーヒルズ モーツァルトホールにて行われた。

DISH//(撮影:西谷圭司)

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小林龍二(撮影:西谷圭司)

小林龍二(撮影:西谷圭司)[拡大]

イベントは2部制で、1部には1月6日に誕生日を迎えた龍二のステージが展開された。彼のソロ曲「俺のアモール」のイントロが会場に鳴り響くと、5人は2階の客席から登場。昌暉は「龍二の生誕祭へようこそ!」とスラッシャー(DISH//ファンの総称)を迎え、メンバーは次々に「龍二おめでとう!」と声を上げた。ステージに上がるなり橘柊生(Fling dish, Rap, DJ, Key)は「イェーイ、サンシャイン小林!」と龍二に呼びかける。柊生のムチャ振りを受けた龍二は照れ笑いしながらも「イェエエエエエエエェェエーーーーーーーーーイ!!!! ジャスティス!!!!」と叫び、会場を大いに盛り上げた。

DISH//(撮影:西谷圭司)

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龍二を祝う気満々のメンバーは、ことあるごとに彼をイジりながらイベントを進行していく。自己紹介では5人全員が龍二の口上を言うことになったが、泉大智(Dr)は「32歳の龍二です! ベースが大好き、ニャンニャン!」と大きくアレンジを加えた口上を言って大爆笑を巻き起こした。また龍二の番が回ってくると4人は“龍二の強火オタ”に扮し、熱い声援を彼に送る。タジタジといった様子で目尻を下げる龍二を見て、柊生は「龍二、2017年はたれ目が増してるね!」とうれしそうに話しかけていた。

ケーキに夢中になるDISH//。(撮影:西谷圭司)

ケーキに夢中になるDISH//。(撮影:西谷圭司)[拡大]

シャンパンタワーと大きなケーキで会場の全員が龍二を祝福すると、続いてクイズコーナーへ。ここではDISH//が今月初旬に行った山梨県への5人旅の様子がスクリーンに映し出され、龍二の進行のもとで旅行の思い出に関する問題が出題されていった。1月1日の東京・日本武道館公演で大智が加入してから初の旅行ということもあり、VTRの上映が終わると龍二は大智に旅の感想を尋ねる。大智はこれに「最高。今年一番楽しかった」と答え、メンバーから口々に「“今年一番”が早いな!」とツッコまれていた。

小林龍二(撮影:西谷圭司)

小林龍二(撮影:西谷圭司)[拡大]

イベントの終盤には龍二のソロライブコーナーが展開。「生誕祭が1年で一番緊張するんだよ……」とつぶやく龍二は彼の歌をどうにかして近くで聴こうとする4人を下手袖になんとか追いやり、スラッシャーと向き合った。彼が1曲目に披露したのはUVERworld「美影意志」のカバー。キーボードの伴奏に乗せて純情なメッセージを歌い上げホッとしたような表情を浮かべると、下手袖からは「パンティー!」と昌暉からの“エール”が飛んだ。続けてflumpool「大切なものは君以外に見当たらなくて」を歌うと、龍二は2016年を振り返り「DISH//の龍二として成長できた年。バンドとしてのスキルが付いてきた年だったと思う。だから、20歳になったけど俺は変わるつもりはなくて。若々しい気持ちをそのまま持って、もっといろんなものを吸収して、成長していきたいと思います」と誓う。このあとに届けられたのは、彼が昨年作詞作曲した「SIGH」。一言ひと言を丁寧に紡ぎながらこの曲をスラッシャーに届けた龍二は「匠海の気持ちわかったよ。歌詞覚えるの大変なんだな!」と苦笑いし、北村匠海(Vo, G)から「自分の曲なのに歌詞間違えてるじゃねーか!」と言われていた。

ラストにはDISH//全員による「愛の導火線」が披露され、熱狂の中で龍二の生誕祭は終幕。龍二は「2017年、これからも変わらずに5人で楽しくDISH//を続けていきます!」とメンバーを代表して挨拶すると最後に「みんな大好きだよ。ジャスティス!!!!」と叫んでステージをあとにした。

矢部昌暉(撮影:西谷圭司)

矢部昌暉(撮影:西谷圭司)[拡大]

第2部の昌暉の生誕祭は、彼のソロ曲「Pa Pa Pa パンティー!」でスタート。マーチングのリズムに乗せて5人は客席からステージへと上がり、昌暉のメンバーカラーであるピンク色のペンライトの光で染め上げられた会場は「パンティー!」コールで早くも熱気に包まれる。続く「GRAND HAPPY」では、スラッシャーが「昌暉が昌暉が大好きだ!」と声を合わせて昌暉の笑顔を誘った。

“昌暉版PPAP”を披露する矢部昌暉。(撮影:西谷圭司)

“昌暉版PPAP”を披露する矢部昌暉。(撮影:西谷圭司)[拡大]

自己紹介では第1部と同様メンバーの4人も昌暉の口上を披露することになり、匠海が「昌暉は八重歯が生えてます 意外と柊生に嫉妬です」と言うなど次々に適当な紹介をして観客を笑わせる。また柊生は「PPAP、ちゃんとやったほうがいいよ!」とイベントのサブタイトル「PPAP、パンティーパンティー愛のパンティー」に触れ、昌暉はピコ太郎のモノマネをしながら「I have a パンティー、 I have a パンティー……ンンッ! パンティーパンティー!」と自己流のPPAPを披露してみせた。

特大のチョコレートケーキで昌暉が1月9日に迎えた19歳の誕生日を祝福すると、5人旅の映像を使用したクイズコーナーへ。ここでは昌暉が進行役として4人にクイズを出題していった。不正解者にはすっぱいお茶の一気飲みが課せられるルールだったが、メンバーはなかなか正解を出すことができず、次々とこの罰ゲームの餌食となっていく。最後には答えを間違えた大智と一緒に昌暉もお茶を飲むことになり、「カンパンティー!」の音頭でお茶を口に運んだ2人は同時に「うえー!」と苦悶の表情を浮かべていた。

矢部昌暉(撮影:西谷圭司)

矢部昌暉(撮影:西谷圭司)[拡大]

ライブコーナーでは昌暉が1人ステージに残る。いつもはメンバーにツッコまれるほど緊張しいな彼だが、この日は「今日はそんなに緊張してないんです。みんなが僕のことを支えてくれてるからかな」と自己分析し、1曲目に自身が作詞作曲を手掛けた「僕の太陽」を披露した。甘い歌声で切ない恋心を歌い上げファンを魅了すると、昌暉は「いい曲ですね!」と自画自賛して照れ笑いする。2曲目には秦基博の「鱗」を選び、気持ちよさそうに体を揺らしながら声を響かせた。観客も、普段は匠海のボーカルを支える歌声をじっくりと堪能するように耳を傾ける。ラストには「ポップにいきたいと思います」という曲紹介からback number「繋いだ手から」が届けられ、オーディエンスは手拍子で昌暉の歌を盛り上げた。

「Pa Pa Pa パンティー!」を披露するDISH//。(撮影:西谷圭司)

「Pa Pa Pa パンティー!」を披露するDISH//。(撮影:西谷圭司)[拡大]

曲を終えるとメンバーがステージに戻り、匠海は「『鱗』聴いて、初めて昌暉と付き合いたいって思った」と彼を褒める。いつもは昌暉をイジり倒すメンバーだがこのときばかりは素直に彼を絶賛し、柊生は「生誕祭だから言うけど、カッコよかったよ。いい意味で落ち着いたね」と気持ちを伝えた。イベントの最後を飾ったのは「愛の導火線」。5人はサビでキャッチーな振りを踊り、会場を大いに盛り上げた。ここで龍二が告知をしようと切り出したが、熱狂さめやらぬスラッシャーはBGMで流れていた「Pa Pa Pa パンティー!」を大合唱。この光景に昌暉は「みんな好きだなあ、オイ!」とうれしそうに反応し、サビまでのパートをファンと一緒に歌い踊った。最後に彼は「この光景を見て、19年という人生、まだ短いけど『生きてきてよかった』って思いました。これからももっともっと幸せを共有していきましょう! よろしくお願いします!」と伝え、にぎやかなムードの中でイベントに幕を下ろした。

小林龍二 終演後コメント

普段は1人で歌うなんてことはないので、生誕祭は1年で一番緊張します。2017年、もうこれ以上の緊張はないと思うんで、今年も俺の心臓は生き延びられます(笑)。20歳の生誕祭はやっぱり特別ですね。めでたい感じがしました! お酒については、強さは普通だと思うんですけど、僕すぐ赤くなるんですよ。
5人になって初めてプライベートで旅行に行きましたが、大智は普通にしてたから「なじむのがうまい子なんだな」って思いました。だから今後は、アイツの心配はしないです(笑)。今年はベースをもっとうまくなりたい。DISH//としてもっとバンド演奏を大事にしていきたいと思っていて、そうなるとリズム隊の音って気になるじゃないですか。せっかく大智も入ったんで、ドラムとベース、リズム隊が強いバンドになりたいと思います!

矢部昌暉 コメント

生誕祭はいつも緊張していたんですけど、今回は素で楽しめたのでよかったです。出来は100点満点中230点くらいですね! 序盤でPPAPを披露できたのがよかったと思います。僕は今年「パンティー」で流行語大賞を狙っているので、流行にはどんどん乗っかっていきたいと思います。
最近はうれしいことに「コーラスうまくなったね」って言われることもあるし、自分自身コーラスがどんどん好きになっているので、1人で歌うのは新鮮な気持ちです。僕のファンでいてくださる方は、1曲フルで僕の歌声を聴くことはあまりないと思うから、いい機会になっていたらいいなと思います。
今年は10代最後の年。20歳は誰もが認める大人だと思うので、大人になるためにいろんなものを吸収して、階段を昇っていきたいです。一方でまだ子供とも言えるから、20歳超えてるメンバーには甘えまくって、飲み物とかご飯とかおごってもらおうと思います!

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DISH//「RYUJI 20th Birthday party ~リベンジ!今年こそ本物のスーパーヒーローになるぞ!~」
2017年1月22日 かつしかシンフォニーヒルズ モーツァルトホール セットリスト

01. 俺のアモール
02. GRAND HAPPY
03. 美影意志(UVERworldカバー) / 小林龍二
04. 大切なものは君以外に見当たらなくて(flumpoolカバー) / 小林龍二
05. SIGH / 小林龍二
06. 愛の導火線

DISH//「MASAKI 19th Birthday panty ~PPAP、パンティーパンティー愛のパンティー~」
2017年1月22日 かつしかシンフォニーヒルズ モーツァルトホール セットリスト

01. Pa Pa Pa パンティー!
02. GRAND HAPPY
03. 僕の太陽 / 矢部昌暉
04. 鱗(秦基博カバー) / 矢部昌暉
05. 夕空の紙飛行機(モリナオヤカバー) / 矢部昌暉
06. 繋いだ手から(back numberカバー) / 矢部昌暉
07. 愛の導火線

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のりすけ @norisuke0007

“サンシャイン小林”&“ピコ太郎昌暉”誕生!DISH//のW生誕祭 - 音楽ナタリー https://t.co/MmMsxANFLn
 好きなんかなぁfpのこと

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