「代々木は僕たちが守る!」超特急、Da-iCEら登場ハロウィンライブにヒーロー続々

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日本テレビ主催のハロウィンライブイベント「日テレ HALLOWEEN LIVE 2016」が10月28日から30日の3日間にわたり、東京・国立代々木競技場第一体育館にて開催されている。ここでは本日10月30日に行われた最終日公演の模様をレポートする。

超特急(撮影:山内洋枝)

超特急(撮影:山内洋枝)

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最終日はFlowBack、XOXアルスマグナDa-iCE超特急という5組の男性ダンス&ボーカルグループに紅一点の渡辺直美というラインナップ。オープニングアクトのTHE BEAT GARDENを加えた計7組はそれぞれの個性を存分に発揮したライブで来場者を楽しませた。またライブの進行は2日目に続いて日本テレビの安村直樹アナウンサーが担当した。

FlowBack(撮影:山内洋枝)

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オープニングアクトを務めたTHE BEAT GARDENは「Promise you」など3曲を歌い、ボーカル3人の力強いハーモニーで会場を盛り上げる。Uはハロウィンライブに参加するのは初めてだと語り、メインステージから中央から伸びる花道を「一緒に歌ってください!」と叫びながら駆け抜けた。メインアクト1組目のFlowBackは「Thriller」のマイケル・ジャクソンを彷彿とさせる赤いレザージャケット姿でステージへ。スモークが焚かれる演出の中、5人はバックダンサーとともにマイケルの楽曲をつないだダンスメドレーを披露し“King of Pop”にオマージュを捧げた。MCではMARKが「最初から手加減しないで盛り上げていきます!」と客席へ語りかける。5人は「Heartbreaker」で踏み台を効果的に使ったパフォ―マンスと映像演出でオーディエンスの目を楽しませ、JUDAIの「今日はハロウィンですよ! みんな楽しもう!」という呼びかけでスタートした「Wake Me Up」ではタイトなフォーメーションでエネルギッシュに歌い踊る。ラストの「A.N.L」では彼らの振りに呼応するように観客もハンズアップで盛り上がり、メンバーは「ありがとうございました!」と力いっぱいに礼をして自身のステージを終えた。

XOX(撮影:山内洋枝)

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続くXOXはそれぞれが「スーパーマリオブラザーズ」のキャラクターに扮して登場。マリオ役の志村禎雄は愛嬌たっぷりに手を振りながらステージを歩き、ピーチ姫役のとまんは時折照れ笑いを浮かべながら歌声を響かせる。ヨッシー役の田中理来は、ルイージ役の木津つばさをおんぶして歓声を誘った。「Nice Day」ではクッパ役のバトシンが「クラップお願いします!」と呼びかけ、オーディエンスの手拍子の中で5人はポップなダンスを披露する。また「XXX」ではメンバーが「もっともっと!」と客席を煽り、舞台を広く使って会場を盛り上げた。最後にドロップされた「Ex SUMMER」ではステージ奥のモニターにこの曲のミュージックビデオが映し出され、5人は元気よく花道へ。何度もジャンプしながら歌い踊り、客席をピンク色のペンライトの光で染め上げると、彼らは「すごく楽しかったです!」と充実感を漂わせていた。

アルスマグナと朱鷺宮佐江(宮澤佐江 / 右から3番目)のコラボの様子。(撮影:山内洋枝)

アルスマグナと朱鷺宮佐江(宮澤佐江 / 右から3番目)のコラボの様子。(撮影:山内洋枝)[拡大]

アルスマグナの5人は「不思議の国のアリス」の登場人物のコスプレで客席から姿を見せる。チェシャ猫に扮した神生アキラはステージに上がると、国立代々木競技場第一体育館が彼らの通う「私立九瓏ノ主学園」の敷地内にあることを説明し「皆さん来賓の方ですね!」と観客を歓迎した。1曲目の「+♂(プラス男子)」ではモニターにニコニコ動画ふうのコメントが映し出され、5人は彼らの代名詞である高速ダンスでオーディエンスを圧倒。MCでメンバーはこの日の仮装について説明し、神生は「どんなコスプレでも似合っちゃう“2.5次元コスプレダンスユニット”アルスマグナです!」と胸を張った。また3曲目の「気分上々↑↑ feat. SAE TOKIMIYA」では朱鷺宮佐江こと宮澤佐江がステージに登場。彼女はハートの女王の扮装で甘い歌声を響かせ、アルスのメンバーと息の合ったダンスを披露した。宮澤がステージをあとにすると、騎兵隊や魔女に扮した大勢のバックダンサーが代わりに登場。にぎやかな舞台の上で神生は「俺らと一緒にもっとハロウィン楽しもう!」と客席へ呼びかける。「ボクはつづく」ではタオルを手にした5人が花道を駆け巡ってオーディションを盛り上げ、マッドハッター役の九瓏ケントは「ありがとうー!!」と大きな声で感謝を伝えた。

渡辺直美(撮影:山内洋枝)

渡辺直美(撮影:山内洋枝)[拡大]

ブロンドヘアーに黄色と黒のセクシーなフリンジドレス姿の渡辺直美はビヨンセのヒットナンバーをノンストップでつなぎ、ビヨンセになりきって圧巻のパフォ―マンスを披露した。「Crazy In Love」ではステージ下手から上手へ駆け抜ける彼女の全力ダッシュに大歓声が湧き起こり、オーディエンスの声を受けた渡辺は左手を体にはわせる妖艶な素振りでさらなる熱狂を誘う。ビヨンセのライブMCもリップシンクで完全に再現した彼女は、ラストナンバーの「Freedom」でセンターステージへと歩みを進め、バックダンサーとぴったり息を合わせてパワフルにダンス。クールな視線を投げながら客席へお菓子を投げ入れながらパフォ―マンスを終えると彼女は「Thank you so much! スゴイオ客サンダッタ。最高デシタ!」とビヨンセになりきったままでステージをあとにした。

Da-iCE(撮影:山内洋枝)

Da-iCE(撮影:山内洋枝)[拡大]

渡辺直美に続き登場したDa-iCEの5人はヒーローふうのスーツで「Da-iCEレンジャー!」とポーズを決める。しかし岩岡徹、和田颯、大野雄大の3人が花村想太が担当するはずだった赤レンジャーと同じスーツ姿で、大野に至ってはノースリーブに短パンというアレンジが加わったセクシーな出で立ち。さらに緑レンジャーの工藤大樹も上半身を脱ぐと赤色のTシャツを着用しており、「4号車(超特急・タクヤ)から5号車(超特急・ユーキ)へ!」と超特急メンバーのイメージカラーを交えて自己紹介をしてみせた。全員でボケ倒して会場の爆笑を誘った5人は「FIGHT BACK」でコミカルな風貌とは裏腹にクールなパフォ―マンスを見せる。衣装替えを経て披露された新曲のミドルバラード「恋ごころ」では大野と花村の甘く豊かな歌声が会場に響き渡り、ダンサーの3人も情感豊かな身振りで観客の視線を引き付けた。大野は「変なギャップを作ってしまって申し訳ありません!」と笑い、「受け止めきれないギャップとそうでないギャップ、いろいろあると思うけど、次の2曲は皆さん受け止めやすいナンバーだと思います!」と呼びかける。彼らは最後に「WATCH OUT」「パラダイブ」とパワフルなアップチューン2曲をドロップし、会場をひとつにまとめ上げていく。「パラダイブ」では大野が「ハロウィン大好きだ!」と叫び、5人は客席めがけてバズーカ砲を発射。ダンスビートに乗ってエネルギッシュに躍動するメンバーに呼応するように、オーディエンスも大歓声で盛り上がっていた。

超特急(撮影:山内洋枝)

超特急(撮影:山内洋枝)[拡大]

イベントの大トリを務めた超特急は「阿部ンジャーズ」なるアメコミのヒーロー、ダークヒーローに扮して冒頭から驚きの歓声を誘った。所属レーベルのボス・阿部氏の指令を受けて代々木のステージへ“出動”した7人は、スパイダーマン役のユーキが連続バック転で花道を移動し、ポジションについたのを合図に1曲目の「Superstar」へ。曲中の自己紹介パートではジョーカー役のリョウガがロングジャケットを翻しながら「Why so serious?」とジョーカーの名セリフをつぶやき、不敵な笑みを浮かべてみせた。ミュータント・ニンジャ・タートルズのミケランジェロに扮したユースケが大サビを歌い上げ「代々木は僕たちが守る!」と絶叫した「Burn!」、バットマン役のコーイチが豊かな歌声を聴かせた「Seventh Heaven」を経て、中盤には彼らのニューアルバム「Dramatic Seven」からの楽曲が次々と披露される。「Clap Our Hands!」ではセンターのタクヤが「皆さん一緒に!」と手拍子を促し、ダンサーの5人は花道へ向かってダッシュ。キャプテン・アメリカ役のカイも客席を見渡しながらファンを先導し、観客はクラップの振付で盛り上がった。リョウガが“2次元愛”を叫ぶ高速アッパーチューン「超えてアバンチュール」で会場の盛り上がりに拍車をかけた7人は、本編ラストにキラーチューンの「バッタマン」をドロップ。X-MENのストームに扮したタカシは曲中の「愛してるぜ」というセリフを「愛してるわよ!」と愛嬌たっぷりに言い換えてみせた。また、この曲でユースケは安村アナをステージへと引っ張り出し、安村アナと超特急はコラボダンスを披露して大きな歓声を集めていた。

安村直樹アナウンサー(左)とユースケ(右)。(撮影:山内洋枝)

安村直樹アナウンサー(左)とユースケ(右)。(撮影:山内洋枝)[拡大]

7人は深い礼をして舞台をあとにしたが、センターステージに置き忘れた甲羅を取りに戻ったユースケが「……アンコール!!」と促したのをきっかけに再度ステージへ。超特急は最後に「fanfare」を披露して、晴れやかなムードの中パフォーマンスを終えた。カイは笑顔を浮かべ「日テレハロウィン最高!」とひと言。リョウガは「また来年も出たい……いや、出ます!」とファンに約束し、彼の掛け声で7人は「以上、僕たちは超特急でした!」と挨拶し、自身のステージを結んだ。なお「日テレ HALLOWEEN LIVE 2016」の模様は日テレプラスにて11月26日(土)21:30より放送。3日目のライブ映像は同日深夜26:30からのオンエアとなっている。

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日テレ HALLOWEEN LIVE 2016
2016年10月30日 国立代々木競技場第一体育館 セットリスト ※カッコ内はオリジナルアーティスト

THE BEAT GARDEN

01. Promise you
02. Never End
03. Sky Drive

FlowBack

01. マイケル・ジャクソンメドレー
02. Come A Long Way
03. Heartbreaker
04. AfterRain
05. Wake Me Up
06. A.N.L

XOX

01. THE MUSIC
02. Nice Day
03. Skylight
04. XXX
05. Ex SUMMER

アルスマグナ

01. +♂(プラス男子)
02. ひみつをちょーだい
03. 気分上々↑↑ feat. SAE TOKIMIYA
04. ココロWORLD
05. ボクはつづく

渡辺直美

01. Ring The Alarm(Beyonce)
02. Crazy In Love(Beyonce)
03. Baby Boy(Beyonce)
04. Say My Name(Beyonce)
05. Get Me Bodied(Beyonce)
06. Freedom(Beyonce)

Da-iCE

01. FIGHT BACK
02. Back To The Future
03. 恋ごころ
04. WATCH OUT
05. パラダイブ

超特急

01. Superstar
02. Burn!
03. Seventh Heaven
04. Yell
05. Clap Our Hands!
06. 超えてアバンチュール
07. バッタマン
08. fanfare

日テレプラス「日テレ HALLOWEEN LIVE 2016」

2016年11月26日(土)21:30~24:00(※10月28日公演をOA)
2016年11月26日(土)24:00~26:30(※10月29日公演をOA)
2016年11月26日(土)26:30~29:00(※10月30日公演をOA)

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読者の反応

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さやか @2107syk

ふろばも載ってる〜ありがとうございます😭🙏💓

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