17歳教教祖も祝福!みかこし恒例生誕ライブで“あめこし”の原因も判明

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小松未可子が11月7日、東京・TOKYO DOME CITY HALLにてバースデーライブ「ハピこし!ライブ2015 ~青春×SURVIVAL~」を開催した。

小松未可子「ハピこし!ライブ2015 ~青春×SURVIVAL~」の様子。(撮影:岡本麻衣)

小松未可子「ハピこし!ライブ2015 ~青春×SURVIVAL~」の様子。(撮影:岡本麻衣)

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群青サバイバル(青春盤)

小松未可子「群青サバイバル(青春盤)」
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「ハピこし!ライブ」はみかこしが誕生日を迎える11月11日前後に行われる恒例のバースデーライブ。4年目の開催となった今回は、8月にリリースされた最新シングル「群青サバイバル」と、同曲がエンディングテーマに採用されたテレビアニメ「青春×機関銃」にちなんだコンセプトのもと展開された。

小松未可子「ハピこし!ライブ2015 ~青春×SURVIVAL~」の様子。(撮影:岡本麻衣)

小松未可子「ハピこし!ライブ2015 ~青春×SURVIVAL~」の様子。(撮影:岡本麻衣)[拡大]

ステージには戦場を想起させるセットが組まれ、開演時になると激しいSEとサイレンの音にあわせて赤いパトランプが回転する。そしてステージ上にみかこしのシルエットが浮かび上がると、観客は大声援と青いサイリウムで彼女を迎え入れた。みかこしはまず「群青サバイバル」を歌い上げると、「『ハピこし!ライブ2015 ~青春×SURVIVAL~』へようこそ! 今日は楽しんでいってくれよな!」と挨拶。ステージ上がスモークに包まれる中、続けてヘビーなロックナンバー「チクタク」を畳み掛けた。

ギターをかき鳴らすみかこし。(撮影:岡本麻衣)

ギターをかき鳴らすみかこし。(撮影:岡本麻衣)[拡大]

「見ての通り、ここは戦場だ! いつ何が襲ってくるかわかりません。みんな覚悟しておけよ!」と観客に発破をかけたみかこしは、ここから「Always」「情熱」「Sail away」を3連発で披露した。「Sail away」ではピアノのみの音色に乗せてみかこしが歌い出した瞬間に歓声が上がり、天井のミラーボールが激しく旋回。サビでは観客による大合唱が巻き起こった。みかこしは「みんな無事か! みんなの危険が危ない!」と気遣いつつ、今回のサブタイトルについて説明。彼女は自身が声優を務めたテレビアニメ「青春×機関銃」のキャラクター・立花蛍について話したあと、「過去に演じたキャラクターで、銃を持っていたのがもう1人いるんですよ。彼女にも応戦してもらいます。助けてくれー! 鶫誠士郎ー!」という前振りから、テレビアニメ「ニセコイ」のエンディングテーマ「TrIGgER」へとなだれ込む。続く「青春×機関銃」挿入歌「Trouble shooting」では、みかこしがギターをかき鳴らして観客を熱狂させたが、曲の最後に突然1発の銃声が鳴り響き、みかこしは倒れ込んでしまう。

傘を手に「アンブレラ」を歌うみかこし。(撮影:岡本麻衣)

傘を手に「アンブレラ」を歌うみかこし。(撮影:岡本麻衣)[拡大]

再びけたたましいサイレン音とパトランプが暗転した場内を不穏な空気に包み込むと、スクリーンには担架で運ばれる負傷したみかこしの映像が。TOKYO DOME CITY HALLからほど近い東京・江戸川橋のキングレコード医務室へと運ばれたみかこしは、ライブグッズを紹介しては気を失うという1人コントを繰り返す。映像が終わるとステージセットは戦場から学校へとチェンジしており、みかこしとバンドメンバーは制服風の衣装でステージへ。ライブ後半は「青春×機関銃」の“青春”にちなんだ演出で、アコースティック編成による「Material」、色鉛筆で書いたような雨のしずくをバックに傘を持って歌う「アンブレラ」、テレビアニメ「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」のキャラクターソング「僕たち宣言」などが披露された。

小松未可子「ハピこし!ライブ2015 ~青春×SURVIVAL~」の様子。(撮影:岡本麻衣)

小松未可子「ハピこし!ライブ2015 ~青春×SURVIVAL~」の様子。(撮影:岡本麻衣)[拡大]

終盤の「MAGIC RADIO」ではみかこしも観客もタオルを振り回し、コール&レスポンスで大盛り上がり。みかこしは自分と同じように汗だくの観客を見渡しながら、この日を含めてワンマンライブなどが行われる日には必ず雨が降る“あめこし”伝説について「みんなの汗が飛び散る、蒸発する、雲になる、雨が降る……その雨だ! わかったぞ。雨男、雨女はお前らだー!」と持論を展開。そして「『ハピこし!ライブ』は毎年当然のようにあるつもりでいるけど、毎年できていることは奇跡だなと思います。私はもちろん来年もやりたいですよ? やりたい! やろう! (地元の)桑名とかでもやりたい!」と来年の開催にも期待を込めつつ、「始まりがあれば終わりがある。新しいアニメが始まれば最終話がある。でも終わりがあるから次に進めるんです」と、最後の曲「ロッカー」を歌ってステージをあとにした。

“17歳教”教祖・井上喜久子のコメント映像を見つめるみかこし。(撮影:岡本麻衣)

“17歳教”教祖・井上喜久子のコメント映像を見つめるみかこし。(撮影:岡本麻衣)[拡大]

みかこ市民(小松未可子ファンの総称)と記念撮影するみかこし。(撮影:岡本麻衣)

みかこ市民(小松未可子ファンの総称)と記念撮影するみかこし。(撮影:岡本麻衣)[拡大]

盛大な「みかこし!」コールを受けて再度ステージに上がったみかこしは、デビュー曲「Black Holy」を披露した。そして「アンコールありがとうー!」と観客に感謝の言葉を伝えていると、彼女にとって声優界の先輩である井上喜久子の姿がステージ上のスクリーンに映し出される。突然の出来事に驚くみかこしをよそに、井上は「井上喜久子、17歳です」とお決まりの挨拶をし、観客も「おいおい!」とレスポンス。井上は「もうすぐお誕生日ということで……私は“17歳教”の教祖としてみかこちゃんのことをお待ちしているのですが、まだ若すぎるんだよね。17歳教に入るのは、ドモホルンリンクルが気になり始めたら。もう何年かしたら17歳教に入ってくださいね」と、声優界でおなじみの「17歳教」への勧誘と誕生日を祝福するコメントを届けた。続いてステージにはバースデーケーキが運び込まれ、みかこしは諸々の都合で火がつけられなかったロウソクを形式上吹き消すと「小松未可子、16歳になります。来年も16になりまーす」と宣言した。観客との記念撮影を行ったみかこしはさらにアンコール曲として、声優ユニット「.lady.」の楽曲「Progression」、ヒャダインこと前山田健一とのコラボ曲「LISTEN!!」の2曲を披露。4年目の「ハピ!こしライブ」をにぎやかに締めくくった。

※記事初出時、本文中で一部曲名に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。

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小松未可子「ハピこし!ライブ2015 ~青春×SURVIVAL~」
2015年11月7日 TOKYO DOME CITY HALL セットリスト

01. 群青サバイバル
02. チクタク
03. Always
04. 情熱
05. Sail away
06. TrIGgER
07. Trouble shooting
08. トウキョウ・ミッドスカイ
09. Re:ing
10. Material
11. アンブレラ
12. 僕たち宣言
13. PandA
14. MAGIC RADIO
15. ロッカー
<アンコール>
16. Black Holy
17. Progression
18. LISTEN!!

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しぐれん @lightex_shigren

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