Salyu、“10年間”と最新作完全再現するバンド編成ツアー仙台で開幕

Salyuが昨日5月5日に宮城・電力ホールにてライブツアー「Salyu Tour 2015 Android & Human Being」の初日公演を開催した。

このツアーはSalyuとプロデューサーの小林武史による3年ぶりの新作「Android & Human Being」を引っさげて、バンド編成で行われるもの。バンドメンバーには、バンマスを務める小林（Key）に加え、名越由貴夫（G）、キタダマキ（B）、あらきゆうこ（Dr）、ヤマグチヒロコ（Cho）といった豪華な面々が名を連ねている。昨年デビュー10周年を迎えた彼女のこれまでを振り返る1部と、「Android & Human Being」を“完全再現”するべく楽曲を収録順に披露する2部の2部構成で行われることがツアー開始前にアナウンスされており、ファンからの注目を集めていた。

1部では新たなアレンジが施された、彼女の代表曲の数々が届けられていく。Salyuはあるときには椅子に腰掛けて1音1音を確かめるように丁寧に歌唱し、またあるときには身体を揺らしながら気持ちよさそうに歌って、その歌声で電力ホールを包み込んだ。

2部では予告通り「Android & Human Being」のナンバーが曲順通りに披露される。彼女は自らの声を自由自在に操り、アルバムに収録されている12曲をバンドとともに具現化していく。そして最後にSalyuはアルバムのラストと同じく「アイニユケル」を届けて、颯爽とステージを去っていった。

このツアーでSalyuは6月19日の東京・NHKホール公演まで、全国10都市10会場でパフォーマンスを実施。6月27日には台湾・ATT SHOW BOXXでの公演も決定している。