このイベントでは明日3月25日発売の「19 -Road to AMAZING WORLD-」についてのトークショーを実施。さらに豪華盤付属DVD / Blu-rayに収録される、約79分にわたるドキュメントムービーも上映された。EXILEがCDリリースを記念してメンバー登壇のイベントを開催するのは、2008年3月のベストアルバム「EXILE CATCHY BEST」発売時以来約7年ぶりとなる。
抽選で招待された350人のファンの前に登場したメンバーは、それぞれアルバムに込めた思いやドキュメントの見どころを語った。映像の中に登場する、2013年末でパフォーマーを勇退したHIROを胴上げするシーンについてMAKIDAIは「僕たちで何かサプライズで、HIROさんに対する感謝を形にできないかと考えて……HIROさんがいない状況で何かをみんなで相談して決めたのは初めてだったんです」とそのときの状況を明かした。「胴上げをしたらHIROさんも喜んでくれて。そういう、ステージにはない裏の部分も楽しんでもらえると思います。代わりにリハーサルでは誰が胴上げされたのか、なんてことも見てほしいですね」と言いながらNAOTOのほうを見ると、NAOTOは「そうですね、まさか僕がHIROさんより先にEXILEのメンバーに胴上げされるとは思ってませんでした(笑)」と、“胴上げリハ”の感想を語った。
今回のアルバムはHIROがパフォーマーとして在籍した第3章から、勇退後の第4章につながる作品。転換期を飾るこの作品についてATSUSHIは「悲しくなかったと言えば嘘になりますけど、次のステップに進むための大きな一歩だから明るくみんなで見送ろうと。そういう思いを込めて、パフォーマーを勇退したHIROさんを含めて19人だという気持ちでこのタイトルを付けました」と語る。また、橘も「HIROさんと出会ってから10年以上経って、ここに同じEXILEのメンバーとして立っているのは不思議な気持ちです。とても感慨深い作品になりました」と、HIROと歩んだ歴史を振り返った。
2014年に開催され、新メンバー5人を選出した「EXILE PERFORMER BATTLE AUDITION」を振り返ったのは小林。「二次審査からはメンバー全員でオーディションを全部見せていただいて。『共にEXILEとしてやっていく』ということを念頭に置いて、その後の会議や話し合いを経て5人に入ってもらいました。EXILEってものを本当にメンバー全員大好きなんだなと改めて気付きました」とメンバー選考の舞台裏を語る。新メンバーのうちこの日登壇した3人も「長いオーディションが終わったというホッとした気持ちでした」(白濱)、「涙が出てきて、今まで感じたことのない感情を味わいました」(関口)、「ダンス踊っててよかったなと思った瞬間でしたね」(世界)と、当日の心境を明かした。
これに続いて先輩メンバーとしてコメントを求められたNAOTOは「新しく入ってくれたメンバー全員がキラキラしていて……夢を見る人、夢を叶える瞬間のエネルギーからは僕らのほうがすごく夢をもらえると思うんです。EXILEが活動している意味はそういうところにあるのかな、と」と話しつつ、自分でこのコメントに「100点!(笑)」と満足気。会場からは大きな笑い声が起こった。
トークの最後には集まったファン、これからアルバムを手にするファンに向けてそれぞれがメッセージを送る。ATSUSHIは「先日のイチローさんの会見のお言葉をお借りして……(笑)。応援よろしくお願いしますというより、応援してもらえるような存在であるよう、個人としてもグループとしてもがんばりたい。秋からのドームツアーも全員で力を合わせてがんばります」と語り、第4章でのさらなる活躍を誓った。
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