Negiccoワンマン2日目はバンド編成で17曲

Negiccoが東京・UNITにて2夜連続のワンマンライブ「Road of Negiiiiii ～Negicco One Man Show～ 2014 Autumn」を実施。その2日目となる「-Day Two- ～Band Set～」が11月1日に行われた。

10月31日の公演「-Day One- ～Halloween～」では仮装やスクリーン演出など趣向を凝らしたハロウィンパーティを展開し、3人でハッピーなステージを繰り広げたNegicco。2日目の公演では一転、総勢6名のバンド「NegiBand」を従えた生演奏で全17曲を歌い上げ、新たな可能性を提示した。

開演時刻になると、揃いの「NegiA-1」ジャンパーを羽織ったNegiBandのメンバーがまずはステージへ。遅れてNegiccoの3人が登場すると、力強いドラムのイントロから「さよならMusic」がスタートした。Negiccoは今年9月に地元新潟で行ったホールワンマン「Negicco NEXT DECADE 2014 ～奇跡を起こす！この街から」でもNegiBandとの共演で数曲を披露したが、今回は河原太朗（Key / ampel）、石井浩平（B / Alaska Jam）、北澤仁史（G / from a novel）、山下賢（Dr / Mop of Head、Alaska Jam）に加え、管楽器奏者の永田コーセー（Sax）、真砂陽地（Tp）も参加し、サウンドはより豊かに。前回以上に綿密なリハーサルを行ったという3人＋6人は、冒頭から息の合ったパフォーマンスを見せた。

「アイドルばかり聴かないで」「ライフ・イズ・キャンディ・トラベル」といったバンドサウンドがぴったりな楽曲から、ダンストラックをバンドアレンジに変換した「新しい恋のうた」「スウィート・ソウル・ネギィー」まで、9人は色とりどりのナンバーを畳みかけていく。中盤のバラードコーナーでは、アダルトな雰囲気に生まれ変わった「恋のEXPRESS TRAIN」と、ピアノのみの伴奏で歌う「Falling Stars」の2曲が披露された。

再びバンドのメンバーが揃うと、Negiccoの3人はバンドとのリハーサルを振り返る。Meguが「Negiccoは人見知りで3人で固まってしまうので、こうやって皆様方と集まって接触する機会はあまりなくて……」ともじもじしながら話すと観客とバンドメンバーは大笑い。しかしKaedeは「私思ったんですけど、私たちも人見知りだけど（NegiBandの）皆さんも相当……。打ち解けるまでに時間がかかりました」と9人全員が人見知りであることを明かし、リーダーNao☆はこれを「ピュアなメンバーが集まったんです」とポジティブにとらえた。後半戦は田島貴男（ORIGINAL LOVE）提供の最新シングル「サンシャイン日本海」、ラインダンスが恒例の代表曲「圧倒的なスタイル」などで大盛り上がり。ラストナンバー「トリプル！WONDERLAND」の大サビではKaedeが「UNIT行くぞー！」と叫び、熱狂するファンをさらに煽った。

「アンコール、ネギ！」と盛大なコールを送る観客の前に再び登場したNegiccoの3人はここで、来年1月24、25日に東京・LIQUIDROOMで2DAYSライブを開催することを報告。ドラムロールに合わせて大きな巻物を広げながら発表するというスタイルで、1月24日にはゲストを招いての「NEGI FES 2015 at LIQUIDROOM」、翌25日には再びNegiBandとの共演によるワンマンライブ「Negicco at LIQUIDROOM Road of Negiiiiii ～Negicco One Man Show～ 2015 Winter」を行うことを明かした。大歓声に包まれる中、Negicco+NegiBandはアンコール曲「ときめきのヘッドライナー」を披露。最後は初期のナンバー「完全攻略」で締めくくり、場内をハッピーなムードで包み込んだ。