清水翔太、1人のファンに至近距離で「KISS」

清水翔太が最新アルバム「ENCORE」を携えた全国ツアーの最終公演を、昨日7月30日に東京・東京国際フォーラム ホールAにて開催。約5000人のファンを前にアルバム全曲を披露した。

ライブは、アルバムのオープニングナンバーでもある「Impossible」で幕開け。翔太は「今日は『ENCORE』ツアーファイナル。寂しくもあるけれど、みんなで1つになって最高のライブにしたい」と話し、パフォーマンスを続けていく。

中盤、「Shower」をはじめとしたバラードナンバーをピアノで弾き語ったあとは、ダンサーが登場し客席に繰り出す。そのときステージ中央にはイスが1脚用意され、ステージに戻るダンサーたちに連れられて、先ほどまで客席でライブを観ていた女性ファンが上げられた。動揺を隠せない女性ファンの前に、フォーマルな出で立ちの翔太が登場し「KISS」を熱唱。至近距離で歌を届け、最後には本当にキスをするかのような演出もあり、会場は悲鳴にも近い歓声に包まれた。

本編のエンディングでは、アコースティックギターを抱えた翔太が「会場みんなに対する愛を伝えたい」と前置きして「シンガーソングライターの唄」を披露。ファンに対する真摯な思いを伝え、場内に感動が広がる。その後のアンコールでは「みんなの歌声が1つになって初めて、1つの曲になる。この曲をみんなで歌って『ENCORE』ツアーを終わりにしたい」というMCに続いて、デビュー曲「HOME」の合唱で18公演におよんだツアーを締めくくった。

なお清水翔太は、8月27日に初のビデオクリップ集「SHOTA SHIMIZU MUSIC CLIPS 2008-2014」をリリース。10月から11月にかけて加藤ミリヤとのツーマンツアーも予定されている。