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大森立嗣、音楽が「光」に与えた効果明かす「井浦新が宇宙人、川崎が別の惑星に」

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「光」トークイベントの様子。左からジェフ・ミルズ、大森立嗣。

「光」トークイベントの様子。左からジェフ・ミルズ、大森立嗣。

」のトークイベントが、去る11月14日に東京・アップル銀座で開催され、監督の大森立嗣と音楽を手がけたジェフ・ミルズが登壇した。

三浦しをんの小説をもとにした本作は、子供時代にある秘密を共有した幼なじみの男女3人が再会し、逃れることのできない運命に翻弄されていくさまを描くサスペンスドラマ。井浦新、瑛太、長谷川京子、橋本マナミがキャストに名を連ねる。

大森からオファーを受け、日本映画の音楽を初めて担当したミルズ。彼は、完成前の作品を観たときに「パズルが合わない音楽にすべきじゃないか」と感じたそうで、「チューニングを外したり、自然と作られるマシンの奇妙な音やトーンを中心にして曲を作った」と制作の過程を明かす。一方の大森は、ミルズの楽曲を映像に合わせた際にもたらされた効果を「まったく想像していなかったものになって、井浦新が宇宙人に見えた。(ロケ地である)川崎が別の惑星に見える瞬間があった」と振り返った。

さらに、ミルズは“ドラマ以上、ホラー未満”と本作を表現し、「忘れられない作品」と称賛。大森も「自分で作っておきながら、既視感があまりなかった。わからないものと出会ってる感覚」と述べたあと「わかりやすいものとは違う、歯応えのある映画をぜひ観ていただきたい」と観客にアピールした。

「光」は11月25日より東京・新宿武蔵野館、有楽町スバル座ほか全国にて公開。

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