「兄こま」千葉雄大の本質はドS？土屋太鳳の質問に不敵な笑み浮かべる

「兄に愛されすぎて困ってます」のキックオフイベントが本日4月6日に東京・新宿アルタで行われ、キャストの土屋太鳳、片寄涼太（GENERATIONS from EXILE TRIBE）、千葉雄大、超特急のタクヤこと草川拓弥、杉野遥亮が登壇した。

本作は、夜神里奈の同名マンガをもとにしたラブコメディ。「俺物語!!」の河合勇人が監督を務め、土屋演じる告白12連敗中の女子高生・橘せとかに突然訪れたモテ期を描く。

土屋たちを一目見ようと多くの若者が集まった本日のイベント。5人が姿を現すと、会場には割れんばかりの歓声が響き渡った。土屋はファンに手を振りながら「桜が満開の今日、映画のスタートを切ることができて本当にうれしいです」と笑顔で挨拶する。

土屋はオファーを受けたときの心境を「原作のせとかちゃんがかわいすぎて。あの空気感を出すのは私には絶対無理だなと思いました」と素直に語り、「監督をはじめ、皆さんに支えられてなんとか演じることができたかな」と述懐。本作で土屋と3度目の共演を果たした千葉は「初共演は太鳳ちゃんが16歳のときで。大人になったなと。今はきれいなレディって感じですね」と彼女に笑顔を向ける。土屋が「ドSの目が怖かったです。本質はドSなんですか？」と千葉演じる毒舌のセレブ研修医と絡めて質問すると、千葉は「否定はしません」と不敵な笑みを浮かべた。

片寄は「少しでも原作のイメージに近付けるように体を絞りました」と役作りについて明かす。MCが「劇中の笑顔が素敵でした。練習したんですか？」と質問すると、草川が「（片寄は）もとから素敵だから練習は必要ないんです」と回答し、会場を盛り上げる。続けて草川は「芝居をするのは久しぶりでした。ちょっとおかしな部分を持っているキャラクターであることを意識して演じたので、クスッと笑っていただけるとうれしいです」と呼びかけた。

ここで映画のタイトルにちなみ、登壇者たちへ「今愛しすぎて困っているものはなんですか？」と質問が飛ぶ。土屋が筋トレにハマっていることを明かすと、草川は「ハードな撮影の合間を縫って体幹を鍛えていて。『どこまでストイックなんだよ！』と思いました」と振り返り、片寄も「縄跳びもしてましたね」と撮影中のエピソードを披露。土屋は「いっぱい食べたいから跳んでるんです……」と正直に述べ、集まったファンを和ませた。

本作と連動したオリジナルVR作品がdTVで配信されることから、イベントではキャストたちがVRを体験する場面も。専用機器を装着した土屋は「（名探偵）コナンでこういうのありましたよね!?」と興奮気味に語り、未知なる体験に喜びを隠し切れない様子だった。

「兄に愛されすぎて困ってます」は6月30日より全国ロードショー。4月12日からは日本テレビにてドラマ版が放送される。なお「兄に愛されすぎて困ってます VR」は、ドラマの初回放送後に配信スタート。