松岡茉優が映画初主演、綿矢りさの小説「勝手にふるえてろ」映画化

39

1268

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 393 709
  • 166 シェア

松岡茉優が、綿矢りさの小説を原作とする「勝手にふるえてろ」で映画初主演を務めることがわかった。

「勝手にふるえてろ」

「勝手にふるえてろ」

大きなサイズで見る

本作は、中学時代から一方的に思いを寄せている同級生イチと、突然告白してきた暑苦しい同期・ニの間で揺れるOLヨシカの姿をコミカルに描くコメディ。オムニバス映画「放課後ロスト」でも松岡とタッグを組んだ、大九明子が監督を務めた。

松岡は「大九監督の脚本が上がってびっくり。大胆でファニーなアレンジにわくわくしました。たくさんの人の肩を叩けますように。たくさんの人が人を愛おしく見つめてくれますように」とコメント。大九は「ヨシカは自分だ、と、ある特定数の女たちは思ってくれると信じています。40代の私の中にもいつも、遠慮がちにヨシカがいます。ヨシカ的な人たちにとって、大事な映画になってくれたら嬉しいです」と述べている。

「勝手にふるえてろ」は2017年に全国で公開。

松岡茉優 コメント

原作を拝読した時、ヨシカの気持ちが暴れ放題のモノローグがあまりにも気持ち良くて、映像になったらどうなるんだろうと色々想像しておりましたが、大九監督の脚本が上がってびっくり。大胆でファニーなアレンジにわくわくしました。たくさんの人の肩を叩けますように。たくさんの人が人を愛おしく見つめてくれますように。

大九明子 コメント

原作の切れ味の良い文体に惹かれました。文体の魅力を映像にするのは非常に困難でしたが、自分の見たい映画を作ることができました。ひとりよがりなヨシカには親友がいてはならないと思ったので、ヨシカをどう孤独に描くかを、常に意識しながら撮りました。松岡茉優さんは、彼女が18歳で出会った時から完璧に、「松岡茉優」でした。わたくしすっかり甘えております。松岡さんとは3本目。無茶な脚本を渡しても一緒に闘ってくれるという安心感もありました。ヨシカは自分だ、と、ある特定数の女たちは思ってくれると信じています。40代の私の中にもいつも、遠慮がちにヨシカがいます。ヨシカ的な人たちにとって、大事な映画になってくれたら嬉しいです。

綿矢りさ コメント

気取った恋愛は書かないぞと決めて書き出した本作。情けなくも自分の信じるロマンに身も心も没頭する主人公が脚本にも受け継がれていて嬉しかった。映画撮影にもお邪魔したが、リアリティーと遊び心が絶妙に混ざりあった作品作りの雰囲気が伝わってきた。

この記事の画像(全1件)

読者の反応

気絶ちゃん @4ever31icecream

うひょお!!!!
https://t.co/8CHX9UMq4e

コメントを読む(39件)

関連記事

松岡茉優のほかの記事

関連商品

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャの映画ナタリー編集部が作成・配信しています。 勝手にふるえてろ / 松岡茉優 / 大九明子 の最新情報はリンク先をご覧ください。

映画ナタリーでは映画やドラマに関する最新ニュースを毎日配信!舞台挨拶レポートや動員ランキング、特集上映、海外の話題など幅広い情報をお届けします。