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「サブイボマスク」は、熱すぎる魂を持つ主人公の春雄が、覆面シンガー・サブイボマスクとして人々の“心のサブイボ”を呼び覚まし、町おこしならぬ“人おこし”を行うコメディ。
加藤が「『サブイボマスク』、ようやく完成しました!」と叫ぶと、客席から大歓声が。劇中で出戻りシングルマザーに扮した平が「まだ結婚も出産もしていないですが……お恥ずかしい!」と挨拶すると、失業中のシングルマザーを演じたいとうも「結婚も出産もしていないのにお恥ずかしい!……こっちのほうが重みあるからね!」と話し、笑いを誘う。さらに泉谷は、噛んでしまった司会に突っかかったり、観客へ「つまんねえ映画に来やがって! 帰れ、お前ら!」と冗談を飛ばしたりして、加藤たちから「(怒るのが)早い、早い!」と制止された。
加藤は、自らが演じた春雄について「自分と似ている部分はあるけど、春雄は僕の1.5倍くらい熱い男。こういう男、憧れるなあっていう自分の理想像でもあったので、演じさせていただいて光栄に思っています」と話す。町長役の泉谷は、「俺は舛添(要一都知事)をやりたかったよ!」と爆弾発言で場を沸かせたあと、「Yahoo!トップになっちゃうか、やばかったかな」と反省。1人暴走族ヘッドという特殊な役柄を演じた小林は、「もともとヤンキーっぽさを持っている人間なので、それを大いに生かせました」と笑顔を見せた。
平は司会から「加藤さんのライブシーンをご覧になっていかがでしたか?」と尋ねられるが、まったく聞いていなかったことが発覚して登壇者全員からツッコミが。加藤からもう一度説明を受けるも、平は「加藤さんからいただいたDVDのことですか?」とマイペースぶりを発揮。しかし2度目の説明を受けて「加藤さんの歌声はものすごく説得力があると思いました! 感動させられて、サブイボ立ちました!」とまとめ、泉谷を「窮地を脱したね。よかった」と安心させた。
ここで、過疎化が進む全国の町を応援すべく、「サブイボマスクプロジェクト」の発足がアナウンスされた。既報の「立てろ、サブイボっ!ミニライブツアー」のほか全国60カ所での街コンの開催が発表され、プロジェクトに賛同した木村俊昭東京農業大学教授と、街コンを行う会社リネストの松原真志代表取締役社長がステージに登場。キャスト全員に、それぞれの役をイメージしたキャッチコピー入りのたすきを手渡した。加藤には「笑顔のパンデミック」、平には「いつでも町長代理」、小林には「一人宣伝特攻隊長」と書かれたたすきが渡されたが、泉谷はそれぞれに「わかりにくいだろ!」などとケチを付けていく。そして「悪態で町を鼓舞させま賞」とプリントされたたすきを差し出された泉谷は「いらねえよこんなの!」と一蹴するも、最終的には笑顔で受け取った。
最後に加藤が、「キャスト、スタッフ全員の情熱がギュッと詰まった映画です。町おこし、人おこしがテーマとなっていて、心の底から元気と勇気が湧いてくる作品になりましたので、1人でも多くの方に観ていただきたいと思っています」とイベントを締めくくった。
「サブイボマスク」は6月11日より全国ロードショー。
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- 「サブイボマスク」公式サイト
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いとうあさこ @asako1970
本日は舞台挨拶というものをさせていただいちゃいました。→「サブイボマスク」ファンキー加藤や小林龍二にたすき贈呈、泉谷しげる「いらねえよ」 - 映画ナタリー https://t.co/wCsmarYXig