押井守がモントリオール映画祭「パトレイバー」舞台挨拶に登壇、現地ファンと交流

3

19

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 14 13
  • 1 シェア

第39回モントリオール世界映画祭のWorld Greats部門(アウト・オブ・コンペ部門)に出品されていた「THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦」が現地時間8月30日に上映され、監督の押井守が舞台挨拶に登壇した。

第39回モントリオール世界映画祭に訪れた押井守。(c)2015 HEADGEAR/「THE NEXT GENERATION -PATLABOR-」製作委員会

第39回モントリオール世界映画祭に訪れた押井守。(c)2015 HEADGEAR/「THE NEXT GENERATION -PATLABOR-」製作委員会

大きなサイズで見る(全16件)

第39回モントリオール世界映画祭に訪れた押井守。(c)2015 HEADGEAR/「THE NEXT GENERATION -PATLABOR-」製作委員会

第39回モントリオール世界映画祭に訪れた押井守。(c)2015 HEADGEAR/「THE NEXT GENERATION -PATLABOR-」製作委員会[拡大]

キャパシティ約350人の会場は、現地カナダの押井ファンでほぼ満席。「こんにちは」と挨拶する押井にファンが日本語で「コンニチハ!」と返すなど、歓迎ムードの中で舞台挨拶は始まった。

第39回モントリオール世界映画祭の「THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦」上映劇場のスクリーンを見つめる押井守。(c)2015 HEADGEAR/「THE NEXT GENERATION -PATLABOR-」製作委員会

第39回モントリオール世界映画祭の「THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦」上映劇場のスクリーンを見つめる押井守。(c)2015 HEADGEAR/「THE NEXT GENERATION -PATLABOR-」製作委員会[拡大]

イベントの中で押井は、ほかの作品の撮影でモントリオールにしばらく滞在していたことを明かし、今回上映する「THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦」はプロデューサーがカットした短縮バージョンであり、自身はまだ根に持っていることなどを告白して会場の笑いを誘う。

また上映終了後には、ファンが押井を取り囲んで写真撮影やサインを求め、質問をする場面も。押井は権力や責任などの対立が描かれていることについて「政治背景のないストーリーでは、ハリウッド大作のようなただの娯楽映画になってしまう」と述べ、「実写版は大変だったか?」という問いには「生身の俳優との作業は楽しくもあり、自分ではコントロールできない部分でもあるので難しくもあった」と答えた。

「THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦」は、「機動警察パトレイバー」のオリジナル実写プロジェクトを締めくくる長編劇場版。戦闘ヘリ・グレイゴーストを強奪して1000万人の市民を人質に取ったテロリスト集団と、特車二課パトレイバー中隊の戦いを描く。10月10日には、押井が自ら編集し27分の映像を追加した「THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦 ディレクターズカット」が公開される。

この記事の画像・動画(全16件)

読者の反応

  • 3

くーぽ @coo_po

【押井守ニュース】2015年8月31日 20:44
http://t.co/FwXtdIC2ir
#押井守CoolanimeJp

コメントを読む(3件)

関連商品

リンク

このページは株式会社ナターシャの映画ナタリー編集部が作成・配信しています。 THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦 / THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦 ディレクターズカット / 押井守 の最新情報はリンク先をご覧ください。

映画ナタリーでは映画やドラマに関する最新ニュースを毎日配信!舞台挨拶レポートや動員ランキング、特集上映、海外の話題など幅広い情報をお届けします。