ビデオゲーム「マインクラフト」の世界を実写化した本作は、すべてが四角形でできた異世界“オーバーワールドを舞台に、見ず知らずの4人が先人の教えと想像力を駆使して生き抜くさまを描いた異世界転送ファンタジー。山寺が先住転送民のスティーブに声を当てた。
舞台挨拶には、謎のキューブの力で異世界へとやってくるギャレット役の
すでに世界76の国と地域で公開が始まり、全世界興行収入7.2億ドル(約1000億円)を記録する大ヒットに。この知らせを受け、山寺は「もともとゲームが愛されているということ。そして映画が面白い証拠。映画を観ていると当然!と思うぐらい素晴らしいです」と胸を張る。生見も「さすがマイクラ! こんなすごい作品に参加できて光栄です」と喜ぶ。
海外では観客が上映中に絶叫して盛り上がるため、映画館が異例の注意喚起を行ったことでも話題となった。大の「マイクラ」好きである狩野は「絶叫しちゃいますよ。興奮しますよ。ここであれくるの? あのアイテムがここで使われるの?みたいな感動がちりばめられている」と太鼓判を押す。さらに「マイクラのゲームをしているときに必要なテクニックも映画に詰め込まれている。ここでバケツの水を……とか。共感できるポイントも楽しいです」と力説した。
10年以上「マイクラ」をプレイしているHIKAKINも「マイクラ初心者が観ても、ガチ勢が観ても、細かいところまで素晴らしい。めちゃくちゃ楽しかった」と絶賛。村人は「ふぅん」といったため息にも聞こえる独特な声が特徴で、HIKAKINは普段からモノマネをしていたそう。「光栄なんですけど、吹替版では本家の声と、僕の声が両方あるんです。よーく聴くとわかると思います」と伝え、さらに「村人はエンドロールが流れ始めてからが本番」と意外な見どころを明かした。
本作のギャレット以外にも「アクアマン」「DUNE/デューン 砂の惑星」など、ジェイソン・モモア演じるキャラクターの吹替を何度も担ってきた安元。 「彼はシリアスな作品でもどこかしらで絶対ふざけるんですけど、今回は徹頭徹尾ずっとふざけてる(笑)。でかい人がふざけていると、それだけで面白い。でもそこに声を当てるのは大変でした。テンションの塊みたいな方」とアフレコを振り返った。
山寺はスティーブ役であるジャック・ブラックの吹替は本作が初めてで、「63歳にして初めての挑戦。不安もあったんですけど、とにかく楽しかった」と述懐。劇中では歌唱も披露しており、YouTubeでは山寺が歌う「溶岩チキンCMソング」の本編抜粋映像も公開中だ。本作のプレイリストを毎日聴くほど音楽にものめり込んでいる山寺だが、「動画もアップされてるんですけど……そんなに反応がない!」と嘆いて、動画の再生を求めた。
最後に、山寺は「今元気がない人、うまくいってない人に勇気をくれる最高の作品だと思います。声優生命を懸けていいです。もしこれが面白くなかったら、僕が入場料を全部お返ししたい“ぐらい”の作品……しませんよ! でもそれぐらい絶対に楽しい映画です。劇場の大スクリーンでご覧になっていただけたら」と呼びかけ、イベントを締めくくった。
ジャレッド・ヘスが監督を務めた「マインクラフト/ザ・ムービー」は、明日4月25日より全国でロードショー。
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