小野不由美原作のホラー「残穢」、佐々木蔵之介、坂口健太郎ら男性キャスト発表

2016年1月30日に公開される竹内結子主演作「残穢【ざんえ】ー住んではいけない部屋ー」の追加キャストが発表された。

「残穢【ざんえ】ー住んではいけない部屋ー」は、竹内扮する小説家の“私”と、橋本愛が演じる女子大生“久保さん”が、とあるマンションで起こる怪奇現象を調べるうちに体験する恐怖を描くホラーミステリー。原作は第26回山本周五郎賞を受賞した小野不由美の小説「残穢」で、「白ゆき姫殺人事件」「予告犯」の中村義洋がメガホンを取った。

発表された追加キャストは、男性俳優3名。興味本位で“私”の調査に同行する作家・平岡芳明を佐々木蔵之介、福岡県出身で心霊マニアの会社員・三澤徹夫を「俺物語!!」の坂口健太郎、“私”の夫であり同業者でもある直人を「愛の渦」の滝藤賢一が演じる。今回のキャスティングについて本作のプロデューサーチームからコメントが届いているので、チェックしてみよう。

プロデューサーチームの各キャストへのコメント

佐々木蔵之介（平岡芳明役）

突き抜けて陽気で不気味な知識量をもつキャラクターで、ぐんぐんと2人を導き謎に迫っていきます。何でも面白がる平岡をワクワクと演じて下さいました。

坂口健太郎（三澤徹夫役）

中村監督の「予告犯」に続いての連投になります。彼の役は、まるで少年が昆虫採集をする様な、無邪気に怖い話を蒐集するかわいらしさがあり、そんな現実的でないキャラに血を通わせることができました。

滝藤賢一（直人役）

普通の人の役を演じられても、ちょっと日常生活からズレているような雰囲気が出てしまいます。彼のお陰で、映画の中に奇妙な風が吹きました。それがどんな風なのかは観てのお楽しみです。