「墨攻」「新・子連れ狼」などで知られる
映画「水滸伝」は古典を原作とした中国ドラマを、日本オリジナルの再編集版として劇場公開するもの。108人の豪傑が国を救おうとする姿を描くスペクタクル巨編だ。ユナイテッド・シネマ豊洲にて、5月25日より公開される。初日の座席予約は劇場ホームページにて受け付けているので、希望者は早めに申し込もう。
なお本ポスターのビジュアルは6月26日に発売される、戦国武将列伝8月号(リイド社)にも掲載される予定だ。
森秀樹コメント
私は縁(えにし)という言葉が好きです。出合い、運命、人生等、様々な意味が含まれています。男と女の縁(えん)なれば、艶(えん)ともなりましょうが、男と男の縁(えん)、それが仕事となれば義(ぎ)となります。水滸伝のペン画の依頼は血湧き肉躍る仕事でした。義(ぎ)が偽(ぎ)とならぬよう、技(ぎ)でもって応える。B3判の真白な紙に水滸伝の世界を描くため、ペンで万を超える線を引きました。水滸伝にちなんで一万八百本としておきましょう。縁(えん)は義(ぎ)となり、技(ぎ)で応え、再び円(えん)となり、生活の糧となります。たった一枚の絵ですが、私にとっておそらく最初で最後の水滸伝<演義>となります。楽しかったです。ありがとう。
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- 「水滸伝」公式サイト
- ユナイテッド・シネマ豊洲 | 三井ショッピングパーク アーバンドック ららぽーと豊洲3F | 映画館
- 月刊水滸伝
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