2011年に公開された実写映画に続き、主人公の乱太郎役は加藤清史郎が、きり丸役は林遼威が担当。またしんべヱ役は神月朱理が演じることとなった。映画では乱太郎たちが、手にした者が天下を制すると言われる幻の妖刀・極楽丸の奪還を目指す。刀をめぐりドクタケ城の面々をはじめ、さまざまな忍者たちが登場する予定だ。
メガホンを執るのは、「仮面ライダーアギト」「仮面ライダー555」など戦隊もので知られる田崎竜太監督。スピーディで迫力あるアクションでライダーファンを魅了してきた田崎が、CGを使わない生身のアクションで映画「忍たま乱太郎」をアクションエンターテインメントに仕上げていく。
加藤清史郎(猪名寺乱太郎役)コメント
前作も出演させていただきましたが、また出演させていただけると聞いてうれしかったです。また乱太郎を演じることができて、とてもうれしいです。
前作では、現場でみんなと喧嘩することもありましたが、今回は喧嘩することがなくなったので大人になったかな、と思いました。僕はアクションが好きなので、彦根城で岩壁を登るロケをしたときに初めてワイヤーなしで岩壁を登ったことが一番印象に残っています。5mくらいの大きな岩壁だったのでスリルが味わえて楽しかったです。
田﨑竜太監督コメント
Q1.新たなる『忍たま乱太郎』を撮るにあたり、こだわった点や気をつけたところなどは?
A1.多くのファンの支持を得て歴史を重ねてきた原作なので、その世界観を壊さないようにしつつ、新たな実写版乱太郎を目指しました。夏に観ていただくのにふさわしい楽しさと爽快なアクションシーンに拘りました。
Q2.主演の加藤清史郎くん、撮影現場ではどうでしたか?監督から見て、驚いたことなどありますか?アクションシーンの撮影は、どうでしたか?
A2.とっても可愛い子どもらしいところと、プロフェッショナルな部分を併せ持つ役者さんです。撮影の待ち時間に一生懸命勉強している姿が印象に残りました。火薬がからんだりするシーンはとてもハイテンションで、やっぱり男の子だなぁと感じました。
Q3.忍術学園に通い、一人前の忍者になることを目指す子供たちが、仲間たちと友情を育みつつ成長していくアクションエンタテインメントという「ハリー・ポッター」さながらの作品コンセプトに、早くも世界から注目が集まっているそうですが、本作を海外の人たちに、どう観て頂きたいですか?
A3.「忍者」は日本映画の中でもファンタジックでアクション満載になる可能性を持っているジャンルだと思います。忍びの世界と学園ものを融合させたところが原作の最大の魅力でしょう。
本来は暗い部分も併せ持つ忍びの世界ですが、学園ものにすることで「殺し合い」から「爽快なアクション」へと転換できたのだと思います。海外の方たちには本作を通して忍者というキャラクターの新たなる可能性を感じていただけたらと思います。
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