去る9月30日に東京・渋谷ヒカリエにて、
会場には1万を超える応募の中から抽選で選ばれた観客たちが集結。イベント開始前にはグッズの販売や展示会、「マギ」コスプレヤーによる撮影会も行われ、ヒカリエの9階はイベント前からファンたちの熱気に包まれていた。
観客が待ちわびる中、イベントの司会を務める吉田尚記アナウンサーが登場。さっそく、舞台に設置された巨大モニターを使用してキャスト発表が行われる。アラジン役石原夏織、アリババ役梶裕貴、モルジアナ役戸松遥、ジュダル役木村良平、シンドバッド役小野大輔と主要キャラクターが画面に表示され、会場のボルテージは一気に最高潮へ。次々と豪華キャストが発表され、名前が呼ばれるたびに会場からは大きな歓声が上がる。
発表が終わると石原夏織、梶裕貴、戸松遥、木村良平、小野大輔の5名が会場の後方扉に姿を現した。扉から舞台に向けて敷かれたレッドカーペットを伝い、会場に集ったファンたちの歓声に応えながら登壇。
まずはアラジン役の石原の主人公役らしい挨拶から始まり、アリババ役の梶は若干緊張した面持ちでコメント。梶に続いた戸松は「えっと、アリババや……違う!(笑)モルジアナ役の戸松遥です」と、自分の役名を間違えるという緊張ぶりを見せると、続くジュダル役の木村は「皆さんこんにちは。アリババや……あ間違えた(笑)ジュダル役の木村良平です!」と戸松の間違いに乗って観客を笑わせ、最後はシンドバッド役の小野がしっかりと挨拶し場を締める。
豪華なキャスト陣を迎え、大きな歓声が飛び交う中トークショーはスタートした。今日のイベントを迎えた感想を問われた小野は「皆さんの反応はすごく気になってました。会場が『わーっ!』となった瞬間は、裏で夏織ちゃんと戸松ちゃんが抱き合ってたり、ここの2人(梶、木村)も抱き合ってたね(笑)」と、緊張の裏側を語ってくれた。
続いてアラジン役を任された石原は、プレッシャーでかなり緊張していたと吐露。しかし見所について聞かれると「アラジンは綺麗なお姉さんが大好きなんです。私も女の子が大好きなので(笑)、自分と重ね合わせて演じている所をぜひ注目して欲しいです!」と、女の子好きの爆弾発言をして会場を和ませた。続いて戸松は、感情の表現が少ないモルジアナを演じる難しさを語りながらも「いろんな出会いで彼女が変わっていく姿を演じたい」と意欲をみせる。
また悪役を演じることになった木村は「ジュダルは本当に悪い奴(笑)。でも演じていてあんなに楽しいキャラはいないです! 『こいつ楽しそうになってるな』と思いながら見てほしい」と見所を語った。またシンドバッド役の小野が「原作の初登場シーン(裸に葉っぱ1枚で登場する)を読んだ時に『ああ、これをやりたい』と思いました」と語ると、会場からは笑いとともに大きな拍手が。
キャスト陣による賑やかなトークショーの後は、TVアニメ「マギ」第1話の上映会。上映中はキャラクターが登場するたびに会場から大きな歓声が上がった。アニメの上映が終わると、再びキャスト陣が舞台に登場。全員が完成映像を見るのが初めてとあり、感動した様子で作画の美しさについての感想を語り合う。石原、梶、戸松はそれぞれ自分の演じたキャラクターの場面について述べるが、第1話で登場シーンのなかった木村と小野は「俺達最高だったよなー」と互いに褒め合い、吉田アナウンサーに「それオープニングのことですか?」と突っ込まれる。
さらにここで追加ゲストが発表される。吉田アナウンサーが「会場後方にご注目ください。ウーゴくん役、森川智之さん!」とアナウンスすると会場は大盛り上がり。森川はレッドカーペットを歩きながら登場し、挨拶をした。
イベントの最後にはキャスト陣による挨拶が行われ、アラジン役の石原が「本日はお足元の悪い中、ありがとうございます。アラジンが旅をして成長していくように私も成長していきたいなと思っています。皆さんも一緒にキャラバンを楽しんで頂けたら」と来場したファンへの感謝の気持ちと、今後の意気込みを語り場を締めくくる。
ラストは登場してきたレッドカーペットを歩き、会場に詰めかけたファンに手を振りながら退場。後方の扉の前で、全員揃っての「マギ、よろしくお願いします!」という言葉とともに、興奮冷めやらぬままイベントは幕を閉じた。
「マギ」は、週刊少年サンデー(小学館)にて連載中。謎の少年アラジンと、王の素質を持つ少年アリババの旅を描いた冒険劇だ。TVアニメ「マギ」はMBS・TBS系で日曜17時より放送中だ。
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- 『マギ』公式サイト
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コミックナタリー @comic_natalie
マギ前夜祭にキャスト集結「一緒にキャラバンを楽しんで」 http://t.co/cULz98xF