映画祭のプログラマーを務めるアリス・ユーは、コンペ全12作品の中から「宇宙兄弟」を選んだ理由について「有名なマンガを原作にして作られた映画『宇宙兄弟』は、この種のジャンルでは弱いとされるドラマの構成に非常に密度があり、強い感動を与える作品としてオリジナリティを感じた」「主演の小栗旬さんと岡田将生さんのおふたりの息の合った演技が、『宇宙兄弟』をより輝かせたことは間違いない」とコメントした。
また監督を務めた森義隆は、この吉報に「映画の大半がオリジナル作品である韓国という土壌で、日本の人気コミック原作というものが非常に強い関心をもって受け入れられているということを実感しました。それだけでも貴重な体験だったのですが、さらに賞まで頂き、嬉しい限りです!」と喜びを爆発させている。
原作「宇宙兄弟」はモーニング(講談社)にて連載中。幼い頃に「ふたりで宇宙飛行士になろう」と約束を交わした兄弟と、彼らを取り巻く人々のドラマを描く。
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