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内山まもる版ウルトラマン復刻、樋口真嗣が熱烈コメント

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1971年から74年に小学二年生(小学館)で連載されていた、内山まもるの「ウルトラマン」シリーズ4作品が単行本化する。その第1弾として、「帰ってきたウルトラマン[完全復刻版]」が復刊ドットコムより9月下旬に発売される。

内山まもる版「ウルトラマン」は、数あるコミカライズの中でも高い人気を得ながら、長らく入手困難となっていたレア作品。この度円谷プロによるウルトラマンシリーズ45周年企画として、「帰ってきたウルトラマン」「ウルトラマンA」「ウルトラマンタロウ」「ウルトラマンレオ」の刊行が決定した。

単行本には連載時の全扉絵を含む本編のほか、内山の新規インタビューや、ミニメッセージマンガも収録。さらに当時愛読していたという映画監督の樋口真嗣が、復刊を祝し「生きててよかった!」と熱烈な推薦文を寄せている。

なお復刊ドットコムでは「帰ってきたウルトラマン[完全復刻版]」の購入手続きをした人の中から、抽選で20名に内山のサイン本をプレゼント。シリーズ続刊の「ウルトラマンA」は10月下旬、「ウルトラマンタロウ」は11月下旬、「ウルトラマンレオ」は12月下旬の発売予定だ。

樋口真嗣コメント

小学生のころ、夏休みの友達の家、兄貴の部屋で貪るように読んだあのウルトラマンたち。それまで読んできた、どの“ウルトラマン漫画”よりもシャープでかっこよく、学年誌漫画であることの甘えや妥協のない、尖鋭なビジュアル、一期一会の集中力で脳裏に刻みつけたテレビ版の印象を裏切ることなく増幅させていたイメージ。記憶の中で混濁してしまったあの印象が鮮烈によみがえる。生きててよかった! 

内山まもるコメント

一生懸命に描いていたウルトラマンですが、今回、こんな形で単行本になってたいへん嬉しく思っています。復刊ドットコムさんのサイトに寄せられた、皆さんのリクエストの言葉を読むにつれ、胸が熱くなる思いです。これほどまでに長く、いつまでも読者に影響を与えるなんて、当時は想像だにしませんでしたからね。今振り返っても、たしかに、あの頃の自分はウルトラマンを描くことに無我夢中で、燃えていました。今回の刊行を嬉しく思いますし、円谷プロさんや小学館さんの後押しにも感謝しています。ありがとうございました。

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